【洗濯術】服を裏返して洗うと長持ちする?実はメリットばっかり!

クリーニングのお悩み

私は普段服を選ぶときに、デザインと同じぐらいクリーニング不要な素材か?というポイントを気にしています。
なぜなら、余計な出費を増やしたくないから!!
とはいえ、繰り返し家庭で洗濯をすると、服へのダメージが気になってきますよね…

まだ1シーズンしか来ていないのに、毛玉と色あせが目立ってきた…
なんだか雑菌臭も気になる気がするし…

こんな悩みを抱えていたときに、裏返し洗濯がオススメ”という情報を耳にしました。
半信半疑で調べてみると、服のダメージやニオイ汚れなどの悩みを解決できるようなメリットがたくさんあったのです。

そこで今回は、裏返し洗濯のメリットと注意点、実際に裏返し洗濯をしてみた感想をまとめてみました!

服を裏返して洗濯するメリット5つ

裏返し洗濯って、なんで良いって言われているの?
ちょっと面倒くさそうな気がするけど…

まずは、裏返し洗濯のメリットを5つご紹介します。

普通に洗濯すると、なぜダメージを受けやすかったり、ニオイ汚れがこびりついてしまうの?
上記の疑問を解決できるよう、原因と私の失敗談を交えながらご説明します♪

毛玉ができにくくなる

毛玉ができる原因は、洗濯時や畳むとき、服を着るときに生じる摩擦
生地の表面が擦れると、静電気が発生し、繊維同士が絡みやすくなってしまいます。
その結果、毛玉となってしまうのですね…

裏返して洗うことで、生地の表面は摩擦を受けにくくなり、ダメージを最小限に抑えることができます!

こちらのスカートは、まだ1シーズンしか着ていないものですが、既にこんなに毛玉が…
毎回洗濯ネットに入れて洗濯しているのにも関わらず、こんなことになってしまいました(泣)

表地と裏地を比較してみると、生地のしっかりさが全然違ったので驚きです。
裏地はほつれや毛玉がなく、比較的綺麗な状態を保てていますよね!

思った以上に摩擦のダメージを受けているんだね…

天日干しによる色あせを防ぐことができる

生地は長時間紫外線に当たり続けると、素材や塗料と化学反応を起こし、色あせてしまいます
特に色の濃い服は、表面が白っぽくなってしまいやすいですよね。

日光が原因の色あせは、裏返して干すことで、表地のダメージを軽減することができます。

こちらは、お家時間で愛用中の黒のスポーツ用パンツ。
表地と裏地を比較すると、若干ですが表が白くなっているのがお分かりいただけるかと思います。
それに対して、裏は色あせが全くなく、綺麗な黒色を保てていますよね!

色移りのトラブルを軽減できる

濃い色の服や柄物の服は、塗料が水に溶け出しやすいため色移りの原因となりやすいです。
また、洗濯中だけでなく、脱水時の遠心力で塗料が他の衣類へ飛び散って、色が移ってしまうこともあります。

本来であれば、色ものは別で洗うことが推奨されていますが、ついうっかり一緒に洗濯してしまうことってありますよね?
裏返し洗濯が習慣付いて入れば、色移りのトラブルがあったとしても、軽症で済む可能性があります。

私は以前、お気に入りのアイボリーのスカートをジーンズと一緒に洗ってしまったところ、遠目で見ても分かるぐらい、大きな青いシミをつけてしまったことがあります…
裏地は無事だったので、裏返して洗濯していれば…としばらく引きずりましたよ…

汗・皮脂汚れをしっかり落とすことができる

洗っても取れない服のニオイの原因は、汗や皮脂汚れ
裏地は汗や皮脂をたっぷり吸収しているので、実は表地よりもニオイ汚れが付きやすいです。
特にYシャツやブラウスなどは汗・皮脂による黄ばみも気になりますよね…

私は皮脂汚れによるニオイや黄ばみが気になって、オフィスで着る用のブラウスを、頻繁にウタマロ石鹸でゴシゴシ擦っていました。
その結果、すぐにヨレヨレになってしまい、何度も買い替えた経験があります…

裏返して洗うと、一番汚れている裏地に摩擦が生じ、もみ洗いのような効果が期待できるので、汗や皮脂汚れをしっかり落とせます。
ウタマロ石鹸でゴシゴシ擦る頻度も下げられそうですね!

乾きが早くなる

服の裏地を見てみると、縫い目やポケットなど、生地に厚みがある部分が多いですよね。
そのため、厚みがある裏地を空気に触れやすくしてあげることで、乾きが早くなります
乾きが早いと、雑菌の繁殖も防ぐことができるので、生乾き臭対策にも効果的です!

注意!何でもかんでも裏返せば良いとは限らない

メリットを見ると、

これからの洗濯は、服を全部裏返した方が良いのね!

と思ってしまいがちですが、全ての服を裏返せば良いわけではありません
ものによっては、表のまま洗濯した方が良い場合があります。

どんな服なら裏返していいの?
表にした方がいい服って何?
そんな疑問にお答えします♪

裏返して洗った方が良い服

  • 濃い色の服
  • 柄物の服
  • ジーンズ
  • 装飾がついた服
  • ニットやセーター
  • デリケートな素材の服
  • お気に入りの服
  • 靴下
  • 肌着

上記のメリットで説明した通り、色もの・柄物などの服は、色あせ防止効果他の服への色移り被害を最小限に抑えることができます。
また、デリケートな服・お気に入りの服などは、なるべく摩擦を生じさせないようにすることで、生地の傷みを防げ、良い状態を長く保つことができますよ♪

そして、靴下や肌着など、汗や皮脂を吸収しやすい服は、ニオイ汚れ付着部分を直接もみ洗いできるので、裏返し洗濯がオススメです。

表にして洗った方が良い服

  • 表に目立った汚れがある服
  • 花粉がついた服

食べこぼしや化粧品汚れなどが表面にある場合は、表にして洗いましょう。
汚れがベットリ付いている場合は、洗濯機に入れる前に手洗いで汚れをしっかり落とすことをオススメします!

また、花粉シーズンは要注意です。
花粉症持ちの方に限りますが、裏返し洗濯してしまうと花粉症を悪化させる可能性があるのです…

  • 洗濯機で洗うときは、花粉が十分に落ちきらない
  • 干すときには、肌に触れる部分に花粉が付着しやすくなってしまう

花粉症持ちの私の場合、表で干しても取り込むときに、しっかり花粉を叩かないと、くしゃみと肌の痒みが止まらなくなってしまいます…
それが直接肌に触れるとなると、ひどい方はかなり重症化してしまいそうですよね…

要するに、汚れた時は、手洗いで落としてから洗濯機へ!花粉シーズンは、全部表にして洗濯と考えていただければ良さそうですね♪

手間なく裏返し洗濯をする方法を提案!実際にやってみた感想

裏返し洗濯のメリットと注意点は理解できたけど、
実際にやるとなると、やっぱり面倒くさいな…

私自身、かなり面倒臭がりやなので、大変なことは毎日続きません(笑)
そのため、どうしたら日々の洗濯ルーティンに無理なく組み込めるか?を考えてみました。

考えてみた以下の手順で、実際に洗濯をしてみたところ、思ったより手間にならず、今後も続けられるかも!と感じたので、ご紹介しますね♪

以下、毎日続けられそうな裏返し洗濯ルーティンです。

  1. 服を裏返して、いつも通り洗濯する
  2. 裏返しのまま干す
  3. 裏返しのまま畳む。
    ハンガーに掛かっている服はそのままクローゼットへ!
  4. 着る時に元に戻す

通常の洗濯と比べて手間になる手順は、14だと思います。
手順に加えて、楽するポイントもご紹介します♪

手順1のポイント

  • 全部裏返すのが面倒であれば、特にお気に入りの服ニオイが気になる服だけに限定する
手順4のポイント

  • 乾いた衣類は、畳まないでハンガーのまま収納!
  • 畳まない収納は、畳む時間の短縮シワにならない畳んだ服を広げる時必要がなくなる元に戻しやすいなど裏返し洗濯に嬉しいことばかり!

まとめ

  • 裏返し洗濯は、毛玉・色移り・色あせ・ニオイ汚れなどの悩みを解決してくれる
  • ただし、表に目立つ汚れがある場合花粉シーズンは裏返し洗濯NG
  • 手間なく裏返し洗濯するポイントは、畳まない収納&着るときに元に戻す

初めはひと手間が面倒に感じますが、メリットばかりの洗濯方法だということが分かりました!
お気に入りの服が綺麗な状態で、長く着られるよう、ぜひ今日から試してみてください♪

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