久しぶりに出した洋服が黄ばんでいて、あきらめて捨てちゃった事はありませんか?
実は私はよくありました。
きれいに洗濯をしたはずなのに、久しぶりに出してみるといつのまにか黄ばみが…。
またクリーニングに出したにも関わらず時間が経つと黄ばんでしまった経験もあります。
でも実はこれ落とせる!!
しかも予防対策をする事で黄ばみをできにくくすることもできるよ。
今回は衣類についてしまった黄ばみの原因と落とし方、予防方法をご紹介いたします。
またクリーニングに出す際にも気を付けた方が良い点がありますので、ぜひチェックされてみてくださいね。
そもそも黄ばみって何故できるの?
ちゃんと毎日洗濯しているのに、襟元や袖口に黄ばみができるのはどうして?
私は仕事で白のブラウスを着るのですが、ある日ふと襟元を見てみると首まわりに黄ばみが出来ていたことがありました。
見つけた時はもうびっくり!!いくらズボラな私でも、洗濯は怠ることなくきちんと出来ていたと思っていたのでショックでした。
これじゃあ明日仕事に着ていけない…
どうにかしてすぐ落としたくて、ネットで原因と対策方法を調べました。
そしたら、意外にも黄ばみの原因は身近なところにあったのです。
実は黄ばみの原因にも、大きく分けて2種類あります。
- タンパク質や汗による黄ばみ
- 洗剤や柔軟剤の使い過ぎによる黄ばみ
次はこれらについて、少し詳しくお話ししますね。
タンパク質や汗の変色による黄ばみ
ほとんどの黄ばみの原因が皮脂汚れによるタンパク質や汗が繊維に残り、酸化して変色することで起こります。
いくらちゃんと洗濯をしても、残念ながらこれらは普段の洗濯では落としきれていないのです。
特に汗をかきやすい脇や襟元は黄ばみやすく、季節も冬よりよく汗をかく夏場の方が汚れやすくなる事が分かりました。
確かに、冬には気にならなかったのに暑くなってから黄ばみが気になるようになった!!
それを知ってからは、夏場は特に黄ばんでいる所がないかチェックしてから洗濯をするようにしています。
礼服やあまり着る機会のない衣類はクリーニングに出す事もありますよね。
クリーニングに出したにも関わらず黄ばんでしまった場合は、タンパク質までは落としきれないドライクリーニングによるものです。
ドライクリーニングは皮脂汚れはよく落ちるのですがタンパク質は残ってしまいます。
まさか一番落としたかった黄ばみが落とせていなかったなんて…
私が勝手に抱いていた、今までのドライクリーニングへの信頼が裏切られた気分でした。
洗剤や柔軟剤の使い過ぎによる黄ばみ
いつもの洗濯をする時に洗剤だけではなく、柔軟剤を一緒に使用するときもありますよね。
私も柔軟剤は大好きです。
衣類をふんわりやわらかく仕上げる他に、今では色んな香りの物が多く、選ぶのも洗濯をするのも楽しくなりますよね。
柔軟剤はたくさん入れると香りがより強くなるので、私はついつい使用目安よりも多めに入れる事があります。
実は使用する時は適量なら問題ないのですが、量を使いすぎたり、すすぎの水の量が足りていないと蛍光増白剤が衣類の繊維に残ってしまい酸化する事が黄ばみの原因となります。
まさしく、私が普段している洗濯方法が黄ばみの原因となっていることが分かりました。
家庭の洗濯で黄ばみを落とす方法
では黄ばみってどうしたら落とせるのでしょうか。
そんなに簡単に落ちないのでは…と思うかもしれませんが、実は意外と簡単にできちゃうんですよ。
道具もつけ置きも必要ない、目からうろこの簡単な方法から、しつこい黄ばみ対策の少し丁寧なやり方まで、詳しくお話しします。
まずは私が実際にやってみた黄ばみ落としのとっても簡単な方法をご紹介‼︎
ズボラさん必見の究極に簡単な黄ばみを落とす方法
この方法なら、私のようなズボラな方にも実行できるはず!!
いつもの洗濯用洗剤を黄ばみの気になる箇所に直接付け、そのまま洗濯機へポイッ!
たったこれだけです!!
これなら、いつもの洗濯時にひと手間加えるだけですし、こすったり、つけ置きも不要。
そして道具もいらないのでこれ以上ないくらい簡単です!!
たったそれだけで落ちるの!?と思われるかもしれませんが、実際に私は襟元にがっつりついてしまった黄ばみが落とせました。
いつの間にか黄ばんでいた仕事用のブラウスもこの方法できれいになったよ。
ただ私が使用した洗剤は蛍光増白材不使用の液体洗剤で、すすぎが1回で良い濃縮タイプの物でした。
またすすぎは2回で設定し、洗剤の残りがないようにしました。
がんこな黄ばみには酸素系漂白剤と重曹で丁寧に落とそう
なかなか落ちないがんこな黄ばみもありますよね?
そんな時は酸素系漂白剤と重曹を使用するときれいに落ちるよ。
まずは40度くらいのお湯に粉末の酸素系漂白剤と重曹を入れ、ペースト状にします。
それを黄ばみの気になるところに塗り、アイロンのスチームだけをあてて汚れを浮かせて落とします。
あとは洗い流して洗濯機でいつものように1サイクル洗うだけです。
長期間保管して黄ばんでしまった主人のワイシャツはこの方法でスッキリきれいになった‼︎
アイロンを使用する時はやけどに注意する事と、塩素系漂白剤ではなく、必ず酸素系漂白剤を使用してくださいね。
これである程度がんこな黄ばみ汚れもきれいに落ちるはずです。
黄ばみ落としでクリーニングに出す時はここに注意
ドライクリーニングってなんとなく万能な気がしませんか?
私はあまり知識がなかったので、なんでもドライクリーニングに出せば間違いないと思っていました。
でも久しぶりに出したら、けっこうな範囲に黄ばみが…なんで~⁉︎
その原因は、ドライクリーニングだけで出していたからなんです。
ドライクリーニングは油を原料とした特殊な溶液で、水を使わずに油溶性の皮脂汚れを落とす特徴があります。
一方でウェットクリーニングという物があります。
これは水溶性である汗ジミを落とす事ができるので、この二つの方法で洗うことで黄ばみ汚れに効果が出るのです。
これをダブルクリーニングと言うよ。
この方法なら皮脂汚れと染みついた汗もきれいに洗え、黄ばみもスッキリきれいになります。
クリーニング店へ出す際には、店員さんにダブルクリーニングでお願いしましょう。
頑固な汚れになる前に黄ばみを予防しよう‼︎
そもそも、黄ばみができないようにあらかじめ予防することはできないのでしょうか?
黄ばみは予防することもできちゃうよ‼︎
黄ばみの原因が皮脂汚れ等の酸化によるものとお伝えしましたが、汗をかいた後のワイシャツやブラウス類は、酸化を防ぐためにできるだけ放置時間を短くして、早く洗濯をするようにしましょう。
これだけでも黄ばみにくくなるはずです。
また、汗をかきやすい首や脇には水分と油分を吸収してくれるベビーパウダーを使用することも有名です。
でも商品を選ぶ際には成分名にコーンスターチが含まれている物を使用しましょう。
コーンスターチの成分が水分と油分を吸収してくれるからです。
ベビーパウダーなら何でも良いわけではないんだね。
まとめ
衣類の黄ばみって、清潔感が失われて本当に嫌ですよね。
何とかしてきれいな状態に戻したい!!でも失敗するのは嫌。
という方に見て頂きたい、今回のポイントはこちらです。
- 黄ばみの原因は汗や皮脂汚れの他に洗剤のすすぎ残しもあった
- 付いてしまった黄ばみは家庭の洗濯でも落とせる
- 一番簡単な方法は液体洗剤を直接つけてあとは普通コースで洗濯
- がんこな黄ばみには酸素系漂白剤と重曹、アイロンのスチームでスッキリきれいに
- クリーニングに出す時はダブルクリーニングで頼もう
- 予防するためにはできるだけ酸化させず、早めに洗濯すると良し
- ベビーパウダーの使用もオススメ!だけど成分にコーンスターチの入っている物を選んで
私もこの方法でお気に入りの洋服やワイシャツを復活させることができました。
収納する前と同じようにきれいな状態でまた着れるのはとても嬉しいですよね。
今回の記事があなたの黄ばみ落としの良い参考となれば幸いです。