鯉のぼりの汚れを落とす洗濯の仕方!クリーニングはしていけない?!

クリーニングのお悩み

あなたは、「5月」と聞くと何を思い出しますか?

私の中では、「鯉のぼり」を思い出します。

鯉のぼりは、5月になると、百均には小さいものが販売されていたり、地域の看板となる、100m以上の大きなものを外で泳がせたり、多くの場所でよく見られる時期になります。

私が元気に泳いでいる大きな鯉のぼりを見ていた時に、

鯉のぼりって洗濯できるの?

と疑問を持ちました。

私のように疑問を持っている人も、来年は鯉のぼりを買おうと考えている人も、鯉のぼりの洗濯で失敗しない方法知りたくないですか?

それを解決するために、鯉のぼりの洗濯方法と注意点を調べたのでぜひ見てください!

鯉のぼりの洗濯方法

鯉のぼりは、実は、洗濯機を使った洗濯方法クリーニングをしてはいけないんです。
そのため、私服を洗うような洗濯方法はできません。

だから、鯉のぼりの洗濯方法はいつもと違う方法になります。

  1. 中性洗剤をお湯で薄めたものを浴槽に張り、1時間程度つける
  2. 1時間後、汚れのひどい部分を揉む
    金箔部分の汚れもブラシでこすらず、軽く押し洗い流す
  3. 水で洗い流す
  4. 絞らないように水を切る
  5. よく乾燥させる

この方法を見た時に、長く使うためには、汚れている部分をこすってはいけなかったり、水を切る時には絞らないようにしたり、洗濯をするためには、意識するポイントがあることが分かりました。

今考えると、実家で飾られていた鯉のぼりも、私の母が鯉のぼりを水洗いして、日陰で乾かしていたのかもしれないなと思いました。
だから、毎年、きれいな鯉のぼりが見れていたのかもしれません。

なぜ、鯉のぼりは普段通りに洗濯できないの?

上記で、鯉のぼりの洗濯方法について、簡単にまとめました。

なんで、私服を洗うように洗濯できないの?

そんな疑問を持った方もいるのではありませんか?
実は、素材に、ポリエステルナイロンが使われているからなんです!

また、金箔を使っていたり特殊な塗料を使っていたりするので、洗濯機やドライクリーニングをしてはいけません。
しかし、なぜ、鯉のぼりにポリエステルやナイロンが使われるのでしょうか?
ここでは、2種類の素材の特徴についてまとめてみました!

ポリエステルとナイロンの特徴の共通点

この2つが鯉のぼりに使われるのには、共通点があるからなんです。
ここでは、2つの素材に共通するメリットデメリットについて簡単にまとめてみました。

  • 雨に濡れても、色落ちしにくい
  • 油性、カビ、虫、細菌などの影響を受けにくい
  • 吸湿性が低いため、乾きやすい
  • 風を受けやすく、泳いでいるところが表現しやすい
  • 雨に濡れると、色褪せ・生地の劣化が早まる
  • 紫外線の影響により、黄変したり、破れたりする
ポリエステルも、ナイロンも、雨に濡れても色落ちすることが少なく、乾きやすい特徴があることが分かりましたね!
しかし、雨の影響で、色褪せや生地の劣化が早くなってしまうこと、紫外線の影響を強く受けてしまうことに驚きました。
このことから、雨の日や紫外線の強い日は、飾る時間を短くしたり、飾らなかったり工夫をすることで、鯉のぼりを長く使うことに繋がりそうだなと感じました。

ポリエステルの特徴

ポリエステル素材は、発色が定着しやすく5~8年は色褪せしにくいことから、高級な鯉のぼりに使われやすい素材でもあります。
しかし、高級な鯉のぼりを作る素材という事は、値段が高くなってしまうデメリットにも繋がりますね。

  • 発色が定着していて、5~8年は色褪せしない
  • 弾性力、ハリ、コシがあり、軽くてしわになりにくく、型崩れしにくい
  • 摩擦に強く、耐久性に優れている
  • 熱に強い
  • 値段が高くなる
ポリエステルは、ナイロン素材と比べると、値段が高くなりますが、形が崩れにくく、長く使うことができる鯉のぼりに持って来い素材であることが分かりました。
友人と話をしている時に、鯉のぼりを購入したと聞き、

少し高かったけど、とてもいい鯉のぼりが買えたよ!

と喜んでいましたよ。
嬉しそうに話す友人を見て、私もポリエステル素材の物を買いたくなりました。

ナイロンの特徴

鯉のぼりには、ナイロン素材も使われているんです。
ナイロンは、ポリエステルと比べて、安価で売られていること汚れが落ちやすいことから、よく使われていますよ。
しかし、色褪せが早かったり色移りがしやすいなどのデメリットなどのあります。

  • 素材自体が軽く、強度を高くしている
  • 汚れが落ちやすく、即乾性あり
  • 酸に対して綿の100倍、特にアルカリ性に強い
  • 濡れたままにしておくと色移りしやすい
  • 2~3年で色褪せが始まってくる
  • 熱に弱い
  • ハリやコシが無いため、型崩れしやすい
ナイロン素材は、ポリエステルと比べると、早くから色褪せが始まり、長くは使えないデメリットがありますね。
ですが、毎年違う種類の鯉のぼりを飾りたい方にはおすすめだと思います。
私自身は、少し安価なナイロン素材の物を購入して、色々な鯉のぼりを飾って、泳がせたいので、ナイロン素材の鯉のぼりを買うのもいいなと思いました。

鯉のぼりを洗濯する時の注意点

洗濯方法や素材のメリットやデメリットをまとめてみました。
でも、鯉のぼりを洗濯方法に注意しないとどうなってしまうでしょうか。

私の鯉のぼりを持っている友達から聞いた話ですが、

鯉のぼりと一緒に私服を洗ってしまったんだけど、鯉のぼりの色が落ちちゃって、Tシャツに色が移ってしまったの…

と、悲しそうに言っていました。
他にも、劣化して、黄色くなってしまった…などと言っていました。

そんな経験したくないですよね?
失敗をしないために、注意点を意識してみてください。

  • クリーニングや洗濯機の使用はしてはいけない
    漂白剤を使った洗剤及び、ドライクリーニングは生地を傷めるのでダメ
    他の服に色が移ってしまう
  • 乾燥させる際には日陰で行う
  • 保存の際には湿気の少ない場所でする

これを意識すれば、来年も綺麗な鯉のぼりを飾ることができますよ!

まとめ

今回、鯉のぼりの洗濯方法洗濯する時の注意点についてまとめてみました。

  • 鯉のぼりを洗う時には、洗濯機やクリーニングに出してはいけない
  • お風呂に、中性洗剤をお湯に薄め物を貯め、1時間程度つける
  • 汚れている部分は、軽く、押し流す
  • 洗い終わってからは絞らず、水を切り、日陰で乾かす
  • ポリエステルもナイロンも、雨に濡れても色落ちはしにくいが、色褪せや劣化が早まるので、雨の日には外に飾らない方がいい
洗い方を意識するだけ、鯉のぼりが長持ちすることが分かりました。
私の友達も、色が移ってしまったことにショックを受けていたので、注意点を意識しながら、正しい洗い方をして、鯉のぼりを飾ってみてください!
せっかく鯉のぼりを買うなら、正しいお手入れをして、5月の行事をを満喫しませんか?
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