通勤や旅行でリュックを使っている人をよく見かけませんか?
私も、スーパーの買い出しにリュックを使っていて、夫も通勤に使用しています。
普段何も考えず使っていたリュックですが、ある日夫の一言ではっとしました。
「リュックって洗ったりしないのかな?」
確かに!と思うのと同時に、「そもそもリュックって洗えるの?」「洗濯機でもいい?」「小さい汚れはどうするの?」など、いろんな疑問が湧いてきました。
お手入れしないままだと、確かに汚いよね…
そこでリュックの洗い方などについて、私なりに調べてまとめてみましたので、同じような疑問を持つ方の手助けになれたら嬉しいです♪
自分のリュックは洗える?
リュックは、家で洗うことができるの?
私自身さっぱり分からなかった答えですが、正解は「Yes」です!
ただリュックの種類によって、手洗いであればOKだったり、そもそも水につけてはいけないものもあります。
どう見極めたらいいの?と疑問に思いますよね(涙)。
安心してください。
洗濯絵表示や、リュックの素材を確認すると、判断できるようです♪
洗濯絵表示をチェックしてみよう!
それではまず、洗濯ラベルがついているかどうか、リュックを確認してみます。
洗濯ラベルがついていたら、洗濯絵表示をチェックしてみましょう!
洗濯絵表示って種類がたくさんあって、一つ一つ理解するのは大変ですよね(汗)。
ですが、今回は下記のたらいのマークだけ理解していただけたらOKです♪
- 水温は40℃が上限
- 洗濯機OKです
- 水温は40℃が上限
- 手洗いはOK、洗濯機はNG
- 洗濯機、手洗いともにNG
リュックの素材をチェック!
「リュックを探したけど、洗濯ラベルなんてなかった!」と言われる方が多いかもしれません。
私も、日常使いしていたリュックにラベルが見当たらず、必死で探しましたがありませんでした(汗)。
確認してみると、リュックは洗濯絵表示がついていない場合がほとんどだそうです。
そんな時は、リュックの素材で見分けてみましょう。
洗濯機で洗える素材:ナイロン、ポリエステル、布製
基本、洗濯機OKですが、付属品が多く取り外せない場合は、手洗いが無難かもしれません。
手洗い推奨:帆布(キャンバス地)、綿、麻
綿や帆布は、防水加工をされていることが多いので、加工を劣化させないためにも手洗いする方が安心ですね。
洗えないもの:革製、合皮
水濡れでシミになりやすいので、日ごろの手入れやクリーニングでの対応になります。
リュックを洗う前にチェック!
洗濯の方法をお伝えする前に、洗う前の注意点を説明させてください。
ただ洗うだけじゃダメなの?
私自身、「そのまま洗えばいいんじゃないの?」と楽観的に考えていました。
しかし、下記のことを事前にしておくと、より仕上がりがよくなりますので、ぜひ見てみてください!
- 外せるものは全て外す!
汚れ落ちのムラを少なくし、ダメージを防ぐためです。
洗濯機の故障にも繋がりかねないので、事前に外しておいた方がいいですね。
- 汚れが気になる部分は先に部分洗い!
私自身、洋服の汚れた部分を先につけ置きしておくと、ただ洗濯するより格段に汚れが綺麗にとれた経験が何度もあります。
中性洗剤の原液を気になる部分に少しつけて、洗濯ブラシなどで、軽くこすり洗いするといいですよ♪
- リュックの中のホコリやゴミはとっておく!
ホコリやゴミは、水で濡らすと固まって取れにくくなります。
昔、服のポケットのホコリに気づかず洗濯し、洗濯後に固まったホコリをとるのに、苦労しました(笑)。
手間が増えてしまうので、中のごみは先に取った方がいいですね♪
- 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使おう!
「通常の洗剤はだめなの?」と思われますよね。
通常の洗剤は汚れを落とす力が強い分、生地が傷みやすく、色落ちのリスクもあるんです。
また、ファスナーなど金属の種類によっては、変形や変色することがあります。
私は普段、大切な洋服はおしゃれ着洗剤で洗っていますが、1度普通の洗剤で洗ってしまい、触り心地などが全然違って、ショックを受けました(笑)。
- 色落ちしないかチェック
キッチンペーパーや白い生地の布に水に濡らして、リュックの目立たない部分に当ててみます。
色がついた場合は、手洗いでリュックの様子をみながら洗う方がおススメです。
リュックを洗濯機で洗ってみよう!
では、リュックの洗濯機での洗い方についてみていきましょう。
まずとても重要なポイントですが、脱水はNGなんです!
脱水をすると、リュックの型崩れや、生地の傷みにつながる可能性があります。
せっかく洗うなら、型崩れは最小限に抑えたいわね。
- すすぎまでの設定にする
もしくは - 設定できない場合は脱水の前に停止を押してリュックを取り出す
必要物品
洗濯機での洗濯に必要な物品をお伝えしますね。
- 洗濯用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
- 洗濯ネット(厚めのネットがおススメです)
- タオル(大きめの方が効率よく水分をとれます)
手順
洗濯機と機械を使用するだけあって、手順は4つだけでわかりやすくなっています。
普段のおしゃれ着洗濯と比べても、すすぎまでで終わる点以外は大差ないですね♪
では、一緒に手順をみていきましょう。
- リュックを洗濯ネットへ入れる
- 手洗いコースで開始
コースの名称については、「弱洗いコース、ドライコース、おしゃれ着コース、ウールコース」など、洗濯機の種類によって異なるので、確認してみてくださいね。
可能なら、すすぎまでの設定にしておくといいですね! - すすぎまで終わったらリュックを取り出す
- タオルを使って水気をとる
捻じると型崩れなどの原因になるので、手で挟むように優しく水分をとりましょう。
リュックを手洗いしてみよう!
洗濯機はとても楽そうだけど、
リュックが傷んだりしないのかな~。
洗濯機で洗うのは確かに楽ではありますが、リュックのダメージは気になりますよね。
リュックの傷みや型崩れなどを最小限に抑えられるのは、やはり洗濯機より「手洗い」です。
洗濯機OKのリュックでも「リュックの型崩れや色落ちはできるだけ防ぎたい!」という方は、手洗いする方がおススメです。
私自身、家で枕カバーを手洗いすることがありますが、自分の目で生地の状態を見ながら洗えるので、洗濯機に任せるよりも安心感はあります♪
必要物品
洗濯機の場合と同様、必要なものは3点だけです。
- 容器(リュックがつかるサイズ)
もしなければ洗面台や浴槽を使用 - 洗濯用中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)
- タオル(大きめの方がいいです)
手順
洗濯機に比べると手動になるので、少し手間は増えますね(汗)。
めんどくさがりな私ですが、手間が増えるといっても、これなら頑張れそうだと思いました♪
- 容器に水をためる
容器にリュックがつかるくらいの水を入れます。
汚れが気になるときは、ぬるま湯を使うとより綺麗に仕上がります。 - 容器に中性洗剤を入れる
- リュックを優しく押し洗いする
- 水を変えて優しく押すようにすすぐ
洗剤が残っているとシミなどの原因になってしまうので、水が綺麗になるまでしっかりすすぎましょう。 - 手で挟むようにして軽く水分を落とす
- タオルでやさしく水気をとる
リュックの干し方のポイント4つ
洗う段階だけでなく、その後の干し方もリュックの状態を左右します。
一緒に干し方のポイントを確認してみましょう♪
- 日陰に干そう!
日光に当たると、色褪せや繊維を痛める原因となることがあります。
私自身、日の当たる場所にリュックをかけて、色褪せてしまったことがあります(泣)。
- リュックを逆さにつるそう
リュックをそのまま干すと、重力でリュックの底に水が溜まってしまいます。
水を溜めこまないためにも、逆さにして干してみましょう。
- リュックのふたやファスナーは全開に
全て開けておくことで、通気性もよくなります。
また、逆さに干した時、水分が溜まることなく下に落ちていってくれますね♪
- 平干しもあり!
リュックを横にして干す方法もあるんです。
ここでは、平干し用ネットを使用します。
リュックの中に、新聞紙を丸めていれて、ネットの上にリュックを横向きにおいてみてください。
平干しネットは、100円均一でも購入できますよ♪
まとめ
私自身今までは、「リュックって洗えるの?」と、全く知識がありませんでした。
今回調べてみて、リュックによって対応が異なったり、洗う過程にもいろんな工夫があることなど、新しい発見がいっぱいで、試してみたいと思いました♪
- リュックの絵表示や素材を確認すれば、洗濯機可能 手洗いなら可能 家での洗濯不可の判断ができる。
- リュックを洗う前のちょっとした手間で、リュックがより綺麗に仕上がる。
- 洗濯機で洗う時は、弱い水流のコース。脱水はNG!
- 手洗いは、洗濯機より手間はかかるが、型崩れなどはしにくい。
- 干すときは、日陰で、リュックの蓋は全開で、逆さにつるす。平干しもアリ。
「リュックの洗濯についての疑問」、少しでも解消されていたら嬉しいです。
大切なリュックのために、よかったらお試しください♪