お気に入りの服はいつまでもきれいに着たいですよね?
デリケートな素材の服は普段の洗濯物と一緒に洗うと、縮んだりシワになったりしてしまいます。
私は初めてのボーナスで奮発してちょっとお高いセーターを買いました。
初めて着て出かけたその日に何も考えずに普段着と一緒に洗い、洗濯機の脱水後に縮んでいるセーターを見て洗濯機で洗ってはいけなかったことに気づきました(涙)
お気に入りのセーターを洗濯したら縮んだ。。
このような経験から、お気に入りの服の洗濯方法はあるポイントを見て判断しています。
今回はウール素材の大事な服をお家で洗濯できるのか、クリーニングに出すべきか、洗濯前に判断するポイントについて紹介します。
ウールの洗濯時に知っておきたいデリケートな特徴とは?
ウール素材の服は普段の洗濯物と一緒に洗ってしまうとなぜ縮んでしまうのか。
そのデリケートな特徴を紹介します。
デリケートな特徴は以下の3つです。
- 毛玉が出来やすい
- フェルト状になる
- 虫に食われやすい
それぞれ紹介していきますね。
毛玉が出来やすい
ウール素材の表面は鱗状になっています。
わかりやすく言うと人の髪の毛の表面のようになっており繊維同士が絡みやすく毛玉になりすい特徴を持っています。
そのため、こすったりしないように極力気をつけなればなりません。
お気に入りのセーターに毛玉が出来たのはこれが原因かも。。
フェルト状になる
ウール素材は水と相性が悪いです。
水に濡れた状態では繊維と繊維の間に隙間ができます。
その状態で洗うと繊維同士が絡み合い固くなってフェルト状になります。
ご家庭で洗濯をする場合は水を使用しますので、クリーニング店にお任せする方が無難です。
またウール素材は撥水性能を持っていますが、長時間水に濡れるのは禁物です。
虫に食われやすい
天然素材のウールは虫が好んで食べてしまいます。
汚れが付着した状態での保管は、虫の格好の餌食となってしまいますので長期間保管する場合は汚れなどの付着物をしっかりと落としてからにしましょう。
こんなにデリケートだと、お家で洗濯するには少し気をつかってしまう。。
でも、安心してください!
ちゃんとお家で洗濯できるか判断できるポイントがあるんです!
ウールの服はお家洗濯かクリーニング店か判断ポイント3点
私は洗濯機で気兼ねなく洗えるものか、クリーニングに出すべきものなのか、あらかじめ判断できるポイントを知りませんでした。
”服は全て洗濯機で洗える”という思い込みから、唯一気を遣っていたのはオシャレ着用の洗剤を使って洗うということでした。
洗剤だけ変えて普段洗いのコースで洗うことを繰り返すと気づいた時にはお気に入りの服が毛玉だらけになっていたことが何度もあります。
ある時、毛玉だらけのお気に入りの服をじっと見つめて、何故毛玉が出来たのか考えていました。
服を裏返してタグの洗濯表示を見たのですがマークの意味が全くわかりません。。
そのまま調べるのを辞めようかと思いましたが、二度とこんな思いはしたくないとインターネットで検索したことを今でも覚えています。
タグの洗濯表示については、種類が多く何を意味しているのか一目見て判断するのは難しいと思います。
様々な種類がある中、今回はお家洗濯か、クリーニング店かを判断するポイントについて紹介しますね。
手洗いできるマーク → お家洗濯可
水洗い不可マーク → お家洗濯不可
洗濯機で洗えるマーク
服のタグにこちらのマークが表示してあれば洗濯機で洗えます。
似たようなマークが3種類もあって、違いがわからない。。
こちらのマークを見て洗濯方法がわかる方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
私は違いがわからず洗濯表示を確認してインターネットで検索していました。
毎回調べていると面倒になって調べなくなってしまいますよね。
こちらの3つの違いをまとめて紹介しますね。
3種類全て40℃以下の水温で洗濯機で洗えるというマークです。
桶のマークの下に一本線が入ると”弱く”洗うというマーク、二重線が入ると”非常に弱く”洗うというマークです。
ウール素材の服で洗濯機で洗える場合、桶マークの下に線が入っています。
下線が入ったマークの場合、普段洗いのコースとは違うコースを設定することで洗濯機で洗うことができます。
私は洗濯機のコース設定を変更せずに普段洗いのコースでお気に入りの服をダメにした経験があります。
必ず『ドライコース』や『手洗いコース』に設定変更して洗濯しましょう。
『ドライコース』や『手洗いコース』が普段洗いのコースとは違い弱く洗うコースに該当します。
家電メーカーによって、コースの名前が異なるかと思いますので今お使いの洗濯機の説明書を確認するか、メーカーに直接確認すると確実です。
また、洗濯機のドラム内部との擦れを防ぐために洗濯ネットに入れて洗うようにしてください。
私はお気に入りだった服を洗濯ネットに入れずに洗ったのが原因で毛玉がついてしまいました。
一度服に毛玉がついてしまうと、毛玉を除去してもまた新しく毛玉ができてしまい大変でした。
せっかくのお気に入りの服なのに残念な気持ちになりたくないですよね。
手洗いとは違って洗濯機で洗う場合は、ウール素材には負荷がかかってしまいます。
どうしても気になるのであれば迷わず手洗いをしましょう。
その方が手間は掛かるけど安心して洗えますよね。
手洗いマークの説明箇所で、その方法を紹介しますね。
手洗いマーク
こちらのマークが表示されている場合は手洗いをしましょう。
洗濯機に手洗いコースがついていても、洗濯機ではなく手洗いをおすすめします。
それはドラム内部との擦れで毛玉ができたり、長時間水に浸しておくことでフェルト状の縮みの原因になったりするからです。
洗濯機の手洗いコースじゃなくて、自分の手で洗うのね!
以下に手洗いの洗濯方法をまとめました。
◾️手洗いマークの洗濯方法
- 洗面器などに水とおしゃれ着洗剤を規定分量混ぜあわせる
- 洗剤を混ぜ合わせて作った液体に服を入れて押し洗いをする
- 洗剤の泡が出てこなくなるまで押し洗いと同じ要領ですすぐ
- 綺麗に折り畳んで洗濯ネットに入れ洗濯機で約10秒間脱水
- 洗面器に水と柔軟剤を規定分量混ぜる
- 脱水した服を柔軟剤を混ぜ合わせた洗面器に入れる
- 4.と同じ要領で1分間脱水する
- 脱水した服を平置きにして乾燥
ウール素材は、水に弱いため短時間で完了させましょう!
水洗い不可マーク
こちらのマークがタグの洗濯表示にある場合は、水洗いしてはいけません。
ウール素材の特徴について前述しましたが、ウール素材は水と相性がよくありません。
水洗い不可マークの衣類を水洗いしてしまった場合、フェルト状に縮んでしまうことがあります。
見た目やサイズはあまり変わらないことがあっても着心地や生地の質感が変わってしまうことがあります。
気に入っていた服の着心地が変わってしまうと非常に残念な気持ちになりますよね。。
お家洗濯の場合は水を使わずに洗うということができません。
一方クリーニング店は、水を使わずに衣類を洗うことができます。
水洗い不可のマークであれば、クリーニング店に出してウール専用の洗い方で洗ってもらいましょう。
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。
今回ご紹介したウールの服を縮ませない判断ポイントは下記3点です。
- 洗濯機で洗える表示なら洗濯機でおしゃれ着洗い
- 手洗いマークなら短時間で押し洗い
- 水洗い不可マークならクリーニング店へ
私自身、大事にしていた衣類をうっかり普段着と一緒に洗濯して縮ませてしまい残念な思いをしました。
それからは二度とそんな思いをしたくなくて、洗濯表示を必ずチェックするようにしています。
私のように残念な思いをしないためにも、大事な服はこちらの3点で判断してくださいね!