一人暮らしの洗濯は洗剤の使い方が肝心!正しく使わないと損する!?

クリーニングのこだわり

一昔前は粉末洗剤一択だった洗濯洗剤も、今では液体洗剤やジェルボールなど、さまざまな種類の洗剤がお店に並んでいますよね。

久しぶりに買い物に行ったら、ラインナップが豊富すぎてどれを選んだらいいのか迷ったことはありませんか?

液体洗剤とジェルボールって、どっちを選んだらいいの?

洗剤はいつも適当に洗濯機に入れてるけど、大丈夫なのかな?

洗濯洗剤は種類によって特徴が異なるので、その種類に応じた適切な取り扱いをしないと損してしまうんです。

適切な取り扱いなんて自信がない…そんなあなたは、一緒に洗濯洗剤の適切な使い方を学びましょう☆

洗濯洗剤の開発の歴史!今ではどんな種類があるの?

今ではものすごくたくさんの種類の洗濯洗剤がお店に並んでいますが、歴史を振り返るとと次のような変遷をたどっていることがわかります。


画像元:戦後「せんたく洗剤の歴史」 粉末からジェルボール、容器の変遷|となりのカインズさん

今お店でよく見かけるのは、液体洗剤ジェルボールですよね。
現在は、洗浄力と使い勝手の良さから、この2つのタイプが主流となっています。

アラフォー世代なら、液体洗剤を見かけるようになったのは成人してからではないでしょうか?
それも今や20年近く前の話ですから、今の10代20代は粉末洗剤を見たことがなくても不思議じゃないんですよ!
時の流れは恐ろしいですね…。

粉末洗剤にももちろんメリットはあるのですが、洗剤残りしやすいなどのデメリットもあり、液体洗剤やジェルボールに比べると少し使い勝手が悪いんです。
したがって、今回は液体洗剤とジェルボールについて、正しい取り扱い方を見ていきましょう!

液体洗剤vsジェルボール!あなたはどっちを選ぶ!?

液体洗剤かジェルボール、結局どっちがいいのか、早く知りたいですよね。
それでは結論をお伝えします!

どちらでもよいので、お好きな方を選んでください☆

…こんなことを言ってしまったら、

えぇぇー!?
そんなこと言われても、どっち選べばいいのかわかんないよ!!

という声が聞こえてきそうですね。笑
でも実は、液体洗剤とジェルボールはそれぞれの特徴を比べると、結局好みによって自分に合う方を選ぶのがベストなんです。

とはいえ、選ぶ基準がわからないと何を買ったらいいのか判断できないですよね。
どの種類を選ぶべきかは、次のポイントを押さえて判断するとよいでしょう。

  • ほぼ毎日洗濯する人、洗濯の頻度がバラバラな人
    ⇒洗濯物の量に合わせて洗剤の量を調節できる液体洗剤がおすすめ
  • 基本的に数日分まとめて洗濯する人、毎回洗剤を計るのが面倒な人
    ⇒手軽に1個入れるだけのジェルボールがおすすめ
  • 下着類などの小物を手洗いする人
    ⇒ほんの少しだけ使うこともできる液体洗剤がおすすめ

因みに私は併用派です。
日常でメインに使っているのはジェルボールですが、緊急で少量洗濯したいときや、靴下や下着類、今では布マスクの手洗い用として液体洗剤も使っています。

ご自身の洗濯事情に合わせて、適切な方を選びましょう♪

洗濯洗剤の量が多すぎたり少なすぎたりするとどうなる?

あなたは、洗濯洗剤をちゃんと計量して入れていますか?
もしかして、面倒くさくていつも同じ量にしているんじゃないでしょうか?

洗濯洗剤は、多すぎても少なすぎても悪いことしかありません。
それぞれのデメリットは次の通りです。

洗剤が多すぎる場合

  • 衣類の色落ちや傷みの原因となる
  • アレルギーを引き起こし、肌荒れの原因となる
  • 洗濯槽に洗剤が残り、カビが発生することがある

洗剤が少なすぎる場合

  • 洗浄力が不足し汚れが落ちない

このようなデメリットを避けるには、洗剤の量をきちんと計ることが大事ですね!
では、洗剤の適切な量はどうやって確認したらよいのでしょうか?

それは縦型とドラム式で少し違ってきます。
それぞれやり方をチェックしましょう。

縦型洗濯機の場合

縦型洗濯機の場合、洗剤の量は洗濯に使用する水量によって決まります。
具体的には、次のように操作します。

  1. 洗濯機に洗濯物を入れる
  2. スタートボタンを押す
  3. 表示された水量をチェックする

水量を確認したら、それに合わせて洗剤を計りましょう。
液体洗剤の場合は、キャップに目安ラインが書いてあることが多いので、ラインまで計り取ればOKです。

ドラム式洗濯機の場合

ドラム式洗濯機の場合は、洗剤の量は水量ではなく洗濯物の重さで決まります。
ただ、洗濯機には「~杯」と表示されるのに、液体洗剤のキャップには「~L」と水量の目安ラインが書いてあることが多いんです!

その場合は、以下を目安にしてみてください。

  • 0.4杯 ⇒ 30L
  • 0.7杯 ⇒ 45L
  • 0.8杯 ⇒ 55L
  • 1杯  ⇒ 65L
洗剤自動投入の洗濯機の場合は、事前に洗剤をセットしておくだけなので便利です。
しかし、きちんとお手入れしていないと、洗剤詰まりやカビが発生することもあるので注意が必要です。
清潔な状態を保っているのか、こまめにチェックしてあげましょう。

ジェルボールはいつも1個で大丈夫!

ジェルボールの場合は、洗濯物2kg~6kgの場合は1個、それ以上なら2個入れます。
一人暮らしの場合、週2回以上洗濯していれば洗濯物が6kgを超えることはないでしょう。

そのため、ジェルボールを入れる個数は常に1個で大丈夫です♪

洗浄効果UPと水量の節約を同時に叶える方法!

最近の洗濯機には、いろんな洗濯コースを選べるタイプのものが多いです。
でも、深く考えずに「おまかせコース」などを選んでいませんか?

私もこれまでは、デフォルトで設定されている「おまかせコース」でしか洗濯していませんでした。
しかし、液体洗剤やジェルボールを使っているのであれば、無駄に水量を使ってしまっている可能性が高いんです!

なぜなら、液体洗剤やジェルボールは、粉末洗剤に比べて洗剤残りしにくいので、すすぎは1回で十分だからです。

すすぎ2回のコースで洗濯しているのであれば、これからはすすぎ1回のコースに設定しましょう。

また、次のポイントを押さえれば、洗浄力もすすぎやすさもUPして、より効果的に洗濯しながら節水もできますよ♪

  • 液体洗剤は必ず「洗剤投入口」に入れる!
    水と洗剤が混ざりながら洗濯槽に入り、洗剤の偏りがなくなる。
  • ジェルボールは洗濯槽の一番下に入れる!
    洗濯物の下に入れると、洗剤が洗濯物全体に行き渡りやすくなる。
  • 洗濯物を入れる前に、手動で注水し洗剤を溶かしておくとより洗浄力UP!
    ひと手間かかるが、洗剤をしっかり溶かすことでより洗浄力が高まる

まとめ

今回は、洗濯洗剤の特徴や正しい使い方についてご紹介しました。

  • 現代の主流は、液体洗剤とジェルボール。
  • 液体洗剤とジェルボールは、それぞれの特徴に合わせて使いやすい方を選ぶとよい。
  • 洗剤の量は、多すぎても少なすぎてもデメリットしかない。
  • 洗剤を正しく取り扱えば、洗浄効果UPと節水が同時に達成できる。

今まで適当に洗剤を使っていたあなたも、これで使い方はばっちりですよね♪
せっかく買った洗剤ですから、最大限に効果を引き出せるように使いこなしてみませんか?

さっそく明日から、洗剤の量や洗濯機のコースなどなど、洗濯機を回す前に意識してみてくださいね!

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