お気に入りのお洋服にシミが付いてしまったら、落ち込みますよね〜。
お家での洗濯では落とせず、クリーニングに出してみたら、あら不思議!キレイに汚れが落ちている!なんて経験ありませんか?
わたしもお気に入りのワンピースに気付けば汗染みが出来ていて、家の洗濯機で洗っても全然取れなかったのに、クリーニングに出したらすっきりキレイになっていて驚きました!
クリーニングってどうやって洗ってるのかな?
プロの技を家庭の洗濯で活かせたらいいのにな~。
そこで、今回はクリーニング店での洗い方を学んで、家でも使える洗濯方法をご紹介していきます♪
クリーニング店の洗い方と家の洗濯は何が違うの?
クリーニング店って、どんな風に衣類を洗っているのか、なかなか見る機会がないので気になりますよね。
家での洗濯との違いを知る為に、まずはクリーニング店での洗い方を詳しく調べてみました。
クリーニング店の洗濯方法
クリーニング店の洗濯方法には大きく分けて3つの方法があります。
ドライクリーニングは、その名の通り水を使わない洗濯方法です。
水に弱い、シルクやウールなどの素材を洗うのに最適です。
洗剤の代わりに石油系溶剤を使って、専用の機械で洗うので、家では出来ない洗濯方法ですね!
型崩れや色落ちがしにくく、皮脂汚れなどの油汚れには強い方法ですが、汗染みなどの水溶性の汚れは落としにくいというデメリットがあります。
ウェットクリーニングは、ドライマークのみの素材をプロの技術で水洗いする洗濯方法です。
本来なら水洗いできない衣類を水洗いする訳ですから、繊維を傷めないように洗う時間や温度管理などの高度な技術が必要になります。
この方法も家でするのは難しいですね。
ドライクリーニングでは落とせない、水溶性の汚れが多い場合によく使われている方法です。
ランドリーは家庭洗濯に1番近い方法で、大型のドラム式洗濯機で洗います。
50℃前後のお湯で、専用洗剤、アルカリ剤、漂白剤などの洗剤を使い分けているんです。
さらに、洗剤の効果を最大限に活かせるように、ほとんどのクリーニング店では軟水機を付けて水質を硬水から軟水に変えているのだとか。
これは家庭では真似できませんよね~。
水洗い可能な、ワイシャツやシーツを洗う時によく使われています。
- ドライクリーニングは、水や洗剤を使わずに専用の機械で洗う方法
- ウェットクリーニングは、水洗い不可の衣類をプロの技で水洗いする方法
- ランドリーは、大型ドラム式洗濯機で、軟水のお湯に洗剤を使い分けて洗う方法
ドライマークのみの衣服は、クリーニング店でプロに任せた方が良さそうですが、水洗いできる衣類は家でもキレイにできそうですね!
家の洗濯の仕方との違い
クリーニング店での洗い方から、水洗い可能な衣類はランドリーという方法で洗っていることがわかりました。
ランドリーと家での洗濯はどう違うの?
ランドリーと家での洗濯の違いは、水質、水温、洗剤の3つです。
家の水質を変えるのは難しいですが、水温と洗剤は家でも工夫できそうですね!
まず水温ですが、クリーニング店では水ではなく50℃前後のお湯を使っています。
お湯で洗うことで、より汚れが落ちやすくなるんですよ!
次に洗剤ですが、クリーニング店ではだいたい平均10種類ほどの洗剤を汚れに合わせて使い分けているんです。
家でも汚れに合わせた洗剤を使うことで、洗浄力をアップさせることができますよ!
プロに学ぶ洗濯の仕方
それでは、クリーニング店での洗い方のポイントを、家での洗濯に取り入れた洗濯方法をご紹介していきますね♪
クリーニング店と家での洗濯の違いはよくわかったけど、プロの技を家でどうやって活かすんだろう。
洗濯表示の確認をしよう
まず最初にする事は、クリーニング店も同じですが、洗濯表示を確認することです。
洗濯表示が無い服や、特殊な服の場合は、ある程度プロの経験で判断していますが、基本的には表示マークを参考にしています。
私は、ちょっと頑張って買った服を洗うときしか確認していませんが、結構細かく指定されているんですよね~。
洗濯表示で確認することはこの3つです。
ドライクリーニングのみ可能な衣服は、水洗い出来ないため家庭では洗えず、クリーニング店にお願いするしかありませんね。
しかし、水洗いもできる衣服であれば、ご家庭で洗濯することができます。
ぜひご家庭での洗濯に挑戦してみましょう。
ただ、家で洗えるといっても、手洗いか洗濯機を使えるのかも確認してくださいね!
最後に、洗濯表示に書いていない場合もありますが、色物の洋服は色落ちしないか、洗剤を服の裏側などの目立たないところにつけてみましょう。
プロでもしている方法なので、必ずチェックして家庭での洗濯に活用してくださいね。
汚れのチェックをしよう
次に、汚れの確認をしましょう!
汚れがある場合には、汚れに合わせて予洗いすることをオススメします。
チェック項目は以下の3つです。
いつ出来た汚れかを知ることで、長めに洗剤につけ置きした方が良いかなどの判断材料になります。
汚れは落とすのが早ければ早いほど落ちやすく、時間が経つと汚れが定着してしまうんです。
だから、わたしは気づいたときに、なるべく早く洗剤をもみ込んで洗うようにしていますよ!
また、汚れの種類が油か水溶性、または泥汚れなのかなどの確認をしましょう。
汚れの種類によって、使用する洗剤の種類や洗い方が変わってきます。
素材や汚れに合った洗剤を使おう
クリーニング店で洗剤をたくさん使い分けていたように、洗濯の前に、汚れに合った洗剤で予洗いをプラスすることにより、スッキリと汚れを落とすことができますよ!
わたしも汚れに合わせて洗剤を使い分けるようにしました。
- ワイシャツの襟、袖の汗染みや黄ばみ汚れにはエリそで洗剤
- 靴下やユニフォームについた泥汚れにはウタマロ石鹸
- 汚れが広範囲の時にはオキシクリーンで漬け置き洗い
その際には、40〜50℃のお湯を使うのがおすすめです。
泥汚れを落とす時は、最初によく乾かして、ブラシなどで汚れをできるだけ掻き出してから洗うようにすると良いですよ!
スッキリ汚れが落ちるので、ぜひ試してみてくださいね♪
色柄ものに漂白剤を使うときは、塩素系漂白剤だと色落ちの危険性があるので、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を使うようにしてください。
また、水洗いできるリネンやウール、カシミヤなどのデリケートな素材を洗う時は、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)を使いましょう。
衣類に合わせた洗い方を選ぼう
デリケートな素材を使用したニットやワンピース、ブラウスなどを洗う時には、洗濯ネットに入れて、脱水時間の短いドライコースで洗いましょう。
洗濯ネットに入れることで、衣類同士の絡まりや擦れによるダメージや色移りを予防できる効果があります。
また、ニットなどの型崩れしやすい衣類は畳んでから入れると良いですよ。
洗濯機の水栓でお湯を選べる場合は、40〜50℃のお湯で洗うとより汚れが落ちやすくなります。
お風呂の残り湯を使うのもオススメですよ!
しかし、温度で縮みやすい素材もあるので、そこは注意が必要です。
干す時には、陰干しなのか、また平干しなのかなども確認してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
クリーニング店での洗い方から、家でも活かせる洗濯方法を学ぶことができましたね!
家での洗濯の際、気をつけるポイントは以下の通りです。
- 洗濯表示からどのような洗い方をするかなどを確認する
- 汚れがある場合は、箇所やいつ出来たか、何による汚れかを確認し予洗いする
- 素材や汚れに合った洗剤を使う
- デリケートな素材は洗濯ネットに入れてドライコースで洗う
- 干す時には、陰干しか平干しか確認する
ぜひ、今日からのお洗濯に活かしてくださいね♪