洗濯機にキャスター台を使って掃除を楽に!特徴と選び方をご紹介

クリーニングのお悩み

洗濯機と壁の隙間に困ったことはありませんか?

隙間に靴下や小物が落ちてしまって手が届かない、という経験をしたことがある方は多いはず。
私の家は洗面台の隣に洗濯機を設置しているので、不注意でヘアピンや歯ブラシを落として困った経験が何度もあります。

その度にものさしや孫の手を使って何とか掻き出すのですが、すでに埃まみれで使い物にならない……。
洗濯機の隙間は掃除も難しく、湿気やすいので衛生面でも心配ですね。

洗濯機を簡単に動かせたらいいのに……

そんな悩みを抱える中見つけたのが、洗濯機の下に設置するキャスター台です。
なんと、これを使えば女性でも一人で洗濯機を動かせて、掃除も楽になるそうですよ!

そこで今回は、洗濯機のキャスター台の特徴と選び方をご紹介します。
他のタイプの洗濯機置き台とも比較してみたので、洗濯機周りの掃除にお悩みの方はぜひ、検討の際のご参考にしてください。

洗濯機にキャスター台を使うメリット

まずはキャスター台にはどういう特徴があるのか見ていきましょう。

  • 簡単に動かせて掃除がしやすい
  • 通気性が良くなり、カビや錆、虫などの対策になる
  • 目に見えず手が届かない場所が減るため、水漏れなどのトラブルに対処しやすい
  • 床との接地面が減り、下階への騒音対策になる

私の家の洗濯機の裏は、いったい何年掃除していないのでしょうか……。
カビや虫など、考えるだに恐ろしいです

洗濯機の周りは湿気が溜まりやすい箇所なので、出来ることなら定期的に掃除したいところ。
キャスター台を使って重たい洗濯機を動かせたら、ズボラな私でも年に一度は掃除・点検できそうです(笑)

重たい洗濯機を簡単に動かせるキャスター台は、掃除をしたい女性や独り暮らしの方にピッタリのアイテムですね。

洗濯機にキャスター台を使うデメリット

一方、キャスター台にはデメリットもいくつか見られました。

  • 洗濯機を移動させることで排水ホースも動くため、水漏れの原因になる恐れがある
  • 地震など大きな振動で移動してしまう場合がある
  • 洗濯機の運転中にキャスターの下に手を入れるなどすると、事故につながる危険がある
  • 縦型洗濯機の場合、高さが増して洗濯物を取り出しにくくなる

「重たいものを簡単に動かせる」というのは、メリットであると同時にデメリットにもなっています。
洗濯機をキャスター台に乗せると安定性が低くなるので、耐震対策を万全にしたい方には向かないようです。

また、排水ホースを引っ張ってしまったり、運転中に洗濯機を動かしてしまったりなど、不注意による事故の危険性もあります。
私もそそっかしいので、掃除中に排水ホースを引っ張ってしまわないか心配です……(笑)
特に小さいお子様やペットがいるご家庭は、注意が必要ですね

キャスター台と他のタイプを比較しよう

キャスター台は掃除をしやすくすることに特化したアイテムだということがわかりましたね。
私も洗濯機と壁の間の隙間によく物を落として困っていたので、キャスター台が欲しくなってきました!

ですが「これは自分に必要だ!」と思って購入したは良いものの、後になって「失敗したな」「いらなかったな」と思うことってありませんか?
私は、百円ショップで買ったアイテムが自分には合わず買いなおす……ということをよくやります(笑)

百円の雑貨であればそう負担も手間もありません。
ですが、キャスター台は重たい洗濯機を乗せるという作業が必要になるので、できれば失敗はしたくありませんよね。

そこで次は、キャスター台キャスター台以外の洗濯機置き台を比較してみましょう。
他のタイプとの違いを見れば、キャスター台の特徴がより正確に把握でき、自信を持って購入できますよ!

他のタイプだと掃除がしにくいの?
キャスター台にない他のタイプの利点はある?

そんな疑問について確認し、不安を払拭しましょう!

防水パンタイプと比較

防水パンプラスチック製の四角い皿のような形をした洗濯機置き台です。

賃貸マンションの場合、最初からこの防水パンが設置されている事も多いです。
賃貸物件にある防水パンは部屋の所有者が「防水パンが必要だ」と判断して用意されているものなので、取り換えたい場合は事前に相談してくださいね。

さて、防水パンの特徴は以下の通りです。

  • 漏水や結露した際に床が濡れるのを防ぐ
  • 振動を軽減する

2つ目の「振動の軽減」はキャスタータイプにも当てはまります。
防水パンは水漏れ対策に特化したアイテムのようですね。

防水パン全体が水の受け皿となっており、排水口に流す構造で、床を濡らさないようになっています。
一方、キャスタータイプには水の受け皿など漏水した際の対策は一切ありません
漏水が心配な方は、防水パンを選んだほうがよさそうですね。

とは言え、私の家の洗濯機はもう5年以上使用していますが、漏水したことは一度もありません。
古い型の洗濯機ならいざ知らず、最近の洗濯機で漏水するケースは殆どないのではないでしょうか。
万が一に備えたいという方以外は、無理に防水パンを選択する必要はなさそうですね。

また、写真を見てもわかる通り、防水パンには洗濯機下部に余分なスペースがありません。
万が一の漏水より日頃の掃除を優先するなら、キャスタータイプを選ぶのが良いでしょう。

私の家の洗濯機置き台も、防水パンである必要はなさそうです。

据え置きタイプと比較

引用元:【楽天市場】洗濯機かさあげ台 ふんばるゾウ iHouse all

据え置きタイプは、土台となる4つの小さなブロックを洗濯機の下の四隅に設置して洗濯機を浮かせます
製品によっては、ブロックの上に洗濯機を置く為の板がついているものもあります。

据え置きタイプの特徴を見てみましょう。

  • 振動・騒音対策になる
  • 安定感がある
  • 通気性が良い
  • 耐荷重をクリアしていれば、どのサイズの洗濯機にも対応できる
  • 比較的コンパクトなので、引っ越しなどの際に持ち運びやすい

両者の共通点は、下にスペースができるところです。
据え置きタイプもキャスタータイプと同様に、洗濯機を浮かすことで通気性が良くなっていますし、フロアモップなどの掃除道具を下に差し入れて掃除することもできます。

ですが掃除のしやすさでは、可動式のキャスタータイプに軍配が上がります
少し隙間があるとは言え、据え置きタイプでは奥の隅々まで綺麗にするのは難しそうですね。

一方、両者の大きな違いは「振動・騒音対策」です。
据え置きタイプは防振ゴムや防振パッドがついているものが多く、振動・騒音対策に特化している印象を受けました。

キャスター台も床との設置面積が少ないので、直置きと比べればある程度の騒音対策ができます。
ですが、据え置きタイプほどの効果を得ることは難しいようです。

とは言え、キャスタータイプでも防振パットなどにより通常より音を抑える措置をしている商品はあります
私の家はマンションですが、「上階の洗濯機の音がうるさすぎて眠れない!」という程ではないので、騒音対策をしているキャスター台を選べば問題なさそうです。

騒音対策は洗濯機を使う上で大切だから、

お家の状況に合わせて確認したいね!

キャスター台の選び方

引用元:【楽天市場】洗濯機置き台 キャスター極

ここまでキャスター台の特徴をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
洗濯機周りの掃除を重視するなら、購入を検討する価値がありそうですね!

いざ購入するとなると重要なのが、どの商品を選ぶかです。

キャスター台ってたくさん売ってるけど、

具体的にどんなものを買えばいいの?

キャスター台選びのポイントを調べてみたので、一緒に見ていきましょう!

  • 対応サイズを確認する
  • 耐荷重を確認する
  • ストッパーや固定用ジャッキがついているかを確認する
  • 洗濯機がキャスター台の使用を認めているかどうかを確認する

洗濯機に対してサイズや耐荷重が合っていないと、転倒や故障の危険性が高くなります

特にドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも重たいので、適当に購入したら耐荷重が全然足りなかった、なんてことも起こりそうです。
縦型の洗濯機でも水や衣服を入れると重量が増えるので、耐荷重はしっかりと確認しましょう。

また、製品によっては地震や洗濯機の振動でキャスターが勝手に動くという事故もあるそうです。
簡単に移動できることがキャスター台の良いところとはいえ、知らないうちに勝手に動くのはけがの原因になりかねません。
勝手に動いて床や壁に傷がつくことがないよう、ストッパーと固定用ジャッキでしっかりと耐震対策したいところです。

前述のとおり、キャスター台は他のタイプと比べて安定性の低いアイテムなので、事故の起きないよう、出来る対策はしっかりとしておきたいですね!

まとめ

キャスター台の特徴をまとめましょう。

  • 簡単に洗濯機を移動でき、掃除がしやすい
  • 通気性が良く、カビや錆、虫対策になる
  • 騒音対策になる
  • 漏水対策はできない
  • 安定性に欠け、耐震性が低い
  • 購入の際には、サイズや耐荷重、ストッパーや固定用ジャッキなどをしっかりと確認する必要がある。

洗濯機は普通なら滅多に動かさないものなので、やはり移動出来て掃除がしやすいというのは何をおいても良いポイントだなと感じました!
デメリットもありましたが、それぞれしっかりと対策すれば問題なさそうです。

とは言え、今まで見てきた通り洗濯機置き台は他にも種類があるので、必要に応じて検討してみてくださいね。

私のように洗濯機周りの掃除で悩んでいる方は、この記事を読んでぜひキャスター台を検討してみてください!

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