これから一人暮らしを始めようと思っている人は、部屋を探したり雑誌をみたり夢が膨らみますよね~。
やっぱりインテリアにはこだわりたいわ~。でも予算が限られてるから白物家電はとりあえず安くても使えればいいかな?
そういう人が意外と多いと思います。
でも、いざ引越しをしていて洗濯機が設置できない、安いのにしたら思ったより音がうるさくてまわす時間を気にしないといけないなど、よく聞く失敗談です。
そこで、自分にあった洗濯機の選び方や設置場所など、注意しないといけないポイントをご紹介します。
一人暮らしは安いだけじゃなく自分にあった洗濯機選びをしよう!
洗濯機は頻繁に買い替えることがない家電なので、自分のライフスタイルにあった物を選ぶことが大切です。
ただ種類が多く機能も色々あるので、考えているうちに分からなくなってしまって、無難に売れ筋にしたり、洗えればいいからと安いだけで選んで後悔することもあるんです。
私も最初、安い洗濯機を買ったら容量が小さく、ためると何度もまわさないといけなかったり、音がうるさくて夜遅く使えなかったりしたので、結構早めに買い替えをする羽目になりました。
そこで選びかたのポイントを大きく4つにまとめてみました。
- 洗濯の容量
- 洗濯機のタイプ
- 機能性
- トータルコスト
洗濯の容量
一人暮らしの洗濯機で売れ筋なのは5㎏~6kgと言われています。
それくらいあれば通常の一人暮らしの洗濯量から考えると、週2~3回くらいの頻度でも十分な容量です。
しかし、シーツや毛布などの大きい物も洗いたいと思っているなら、7㎏以上はないと難しいかもしれません。
洗濯機は詰め込み過ぎると、汚れが取れなかったり故障したりすることもあるので、できれば少し余裕をみて大きいサイズを選ぶようにしましょう。
洗濯機のタイプ
大きく分けてタテ型とドラム式の2種類あり、見た目もですが基本的に洗い方が違います。
汚れがよく落ちるのはタテ型と言われていますが、節水や乾燥機能はドラム式が優勢です。
乾燥が必要ないなら、価格的にリーズナブルなタテ型がおすすめですが、忙しくて乾燥まで一度に任せてしまいたいなら、少し高くはなりますがドラム式が良いと思います。
ただ、どちらもメリットデメリットがあるので、機能や予算、自分のライフスタイルにあわせて検討しましょう。
機能性
一人暮らしだと、仕事から帰って夜に洗濯をするという人も多いと思います。
ある程度遅い時間になると、脱水時の振動などが気になってきます。部屋の構造や設置場所によっては、ご近所トラブルになることも無いとは言えません。
最近では静音性に配慮した製品や、さまざまな機能が付いているので、安さだけで選ばずしっかり調べるようにしましょう。
また洗う時間を短くする「お急ぎコース」や、クリーニングに出さずに洗える「おしゃれ洗いコース」などがあるので、まわす時間や自分で洗いたいものなども考えて、選んでくださいね。
トータルコスト
一人暮らしを始めるときは、色々揃えるものが多くてお金がかかるもので、できるだけ予算を抑えたいのは当たり前だと思います。
しかし、安いだけで選んで使い勝手が悪かったり、光熱費も抑えられないなんてこともあるので、本体価格とランニングコストを合わせて考えることが大切です。
洗濯は手間のかかる家事のひとつなので、先々の事も考えたトータルコストで選びましょう。
安い洗濯機でも洗えるからいいって思ってたけわ~。早速調べて買いに行こうかな!
ちょっと待って下さい!
まだ購入する前に必ず確認してほしいことがあるんです。
一人暮らしが洗濯機を購入する前に確認してほしいポイントは?
色々考えて洗濯機を買ったのに置けなかった、運ぶときに通れないということが無いように、必ず購入する前に確認してほしいポイントがあります。
- 洗濯機の置くスペースは?
- 設置場所までの搬入経路は通れるのか?
- 洗濯物を干す場所があるのか?
洗濯機の置き場所のサイズを確認
一人暮らし用の部屋は、全体的にコンパクトに作られていることが多いので、設置場所のサイズ確認などは必須です。
容量の大きい物が欲しくても入らなかったり、ドラム式の扉が開かないなんてこともあるので、購入前に必ず自分で測って下さいね。
設置場所の広さ
ドラム式の洗濯機は特にですが、タテ型でも大容量タイプになると設置場所の広さも重要です。
築年数の古い物件でリフォームなどをしていないと、タテ型の洗濯機を想定した間取りになっていて、奥行きがあまり取れず動線を確保できないという事もあります。
また、ドラム式は扉が横に開くので、壁にあたってしまって使えないなんてこともあります。扉を開けた状態で、どれくらいのスペースが必要なのかの確認もしておきましょう。
周辺設備の確認
洗濯機置き場には上部に棚が付いていたり、蛇口の高さや位置、防水パンの有無や大きさなど周辺の設備で、設置できない機種もあります。
また、最近は目隠しで設置場所に扉が付いているところもあるので、閉めた状態でどれくらいの奥行きの洗濯機が設置できるかの確認も必要です。
ドラム式は設置場所によって、置くことができても扉の開く方向が逆で使えないって事もあります。
どこに置いてどうやって使うのかなど、しっかりシュミレーションをしておきましょう。
不安なら設置場所をスマホで撮影したり、測った寸法を書き込んだ間取り図を持参して電気店で相談してくださいね。
搬入経路
一人暮らしの住居としては、アパートやマンションが多いのではないでしょうか。
特に単身者用の集合住宅は、エレベーターが小さいサイズだったり、開口部や廊下など搬入経路が狭いという事で、部屋まで運ぶことができず断られる場合もあります。
部屋を決める時に不動産屋さんに確認することも必要ですが、メジャーなどを持って行き測っておくと安心です。
また新聞などを洗濯機の平面寸法にカットして持ち、想定できる搬入経路を歩いてチェックしても分かりやすいですよ。
洗濯物を干す場所
女性や花粉症の方など、初めから外に干さないという人は大丈夫ですが、場所の確認をしておくことも大事です。
意外と見落としがちですが、物件によってはベランダがない、あっても周りが干す環境として適さないというところもあります。
そういった場合、部屋干しにするか乾燥機付きにするかどうかも考えないといけません。
買っても置けないと意味がないから、設置場所のサイズや、搬入経路の寸法とか、購入前の確認って結構重要なのね。
そうなんです!
各メーカーの公式HPや、家電量販店のHPにもチェックリストや注意事項として記載されているところもあるので、参考にして下さいね。
まとめ
- 洗濯機は自分のライフスタイルにあわせて選ぶ
- 洗濯頻度や洗いたいものを考えて容量を決める
- タイプ大きく分けてタテ型とドラム式で基本的に洗い方が違う
- 洗濯時間によっては静音性のあるものなどを選ぶなど機能も重要
- 光熱費や便利さも考えたトータルコストで選ぶ
- 購入前に設置場所のサイズ確認などは必須
- 搬入経路のサイズによっては部屋まで持っていけない事もある
- 洗濯物を干せる環境かどうかで乾燥機の有無を検討する
いかがでしたか?
この記事を参考に自分にあった洗濯機を見つけて、はじめての一人暮らしを楽しんでくださいね。