買ったばかりの時はフカフカの羽毛布団♪
あれから5年、今まで天日干しばかりで一度も洗った事がない。
羽毛がヘタッてきたし、汚れも目立ってきたので一度洗ってみようと試み、いざ洗濯表示を見てみると、タグの文字が消えていた…。
洗濯表示が消えてるなんて一体どうすればいいの?
クリーニングに出しても洗ってもらえるかな?
このような体験をしたのは私だけではないと思います!
単刀直入にいうと、クリーニング店に出せば洗ってもらえます。
ただ、どこのクリーニング店でも良いという訳ではありません。
今回は、洗濯表示が消えた羽毛布団をクリーニングに出す方法についてお話ししたいと思います。
クリーニングに出すべきかどうかの判断基準
洗濯表示が消えているという事は、それだけ年数が経っているという事も考えられます。
もしかすると、布団の寿命が近いのかもしれません。
次の3つの項目に当てはまるものはありますか?
- 羽毛布団を買ってから大体10年~15年が経過している。
- 暖かさが無くなってきた。
- 羽毛が飛び出している。
上記に1つでも当てはまる場合は、寿命を迎えてしまったと判断しましょう。
一度、確認してみてくださいね。
もし古い羽毛布団を使っているのなら、クリーニングに出す前に買い替えを検討する、またはクリーニングではなくリフォームを頼む、というのも一つの方法かなと思います。
お値段は多少クリーニングよりかは高いですが、買い替え時期の布団をクリーニングに出すことを考えると、価値に見合っていると思います。
損をしない為にも寿命かどうかの判断をして、ベストな方法を選んでくださいね。
どこのクリーニング店に行けばいい?
羽毛布団をクリーニングに出そうと決めたら、どこのお店に行けば洗ってもらえるのか、探してみましょう。
洗ってもらえるお店は主に2種類あります。
- 一般のクリーニング店
- 布団専門のクリーニング
上記の2店舗を比べながら、どちらのお店を使うか判断していただければと思います。
一般のクリーニング店の場合
私も初めて知りましたが、一般によくあるクリーニング店では、以下のような素材を使ったものは洗ってもらえない可能性があるんです。
それがこちらになります。
- ノンキルト製品 → 接着がはがれるおそれあり
- 側の生地がシルクになっている → ボロボロになったりゴワゴワに仕上がる
- 羊毛布団 → 縮んでしまう
- 真綿布団 → 固まったり、劣化する
- 和布団 → 団子状態に綿が固まる
デリケートな布団なので、一般のクリーニング店だと不慣れという理由でお断りされるお店もあるみたいです。
ただ、絶対にダメという訳ではないので上記のような素材を使っている布団は、一度クリーニング店に電話して洗ってもらえるか確認してみてくださいね。
使われている素材の分量では、対応してくれるお店もあるようです。
行き慣れたお店なら細かいことも質問しやすいし、お店の方がどんな人なのかも分かるので、電話での問い合わせをする時も安心感がありますよね。
洗い方ですが、大きな機械で沢山の布団を投入して洗います。
個別で洗うわけではないので、他人様の布団と一緒に洗いたくない方や、神経質な方は少し考えた方が良いかもしれません。
お値段は布団専門のクリーニングと比べると安いので、コストを抑えたい方にはおすすめです。
布団専門のクリーニングの場合
布団専門の場合、その名の通りのお店なので確実に洗ってもらえます。
注文をすると梱包キットが届くので、その梱包キットに羽毛布団を入れて発送し、洗い終わったら自宅まで届けてくれる、というシステムになります。
自宅で全て出来るので、忙しいときに便利です。
洗い方はまず、布団を洗う職人さんが使用年数や、羽毛のヘタリなどを見極めて洗い方を選別してくれます。
それから小型の布団専用機で一枚ずつ洗ってくれます。
清潔感があっていいですね。
プロが職人技で洗ってくれるので仕上がりはホッカホカ!の、ふっわふわ!
その分、少しお値段は高くなります。
たいていの物は洗ってもらえるので、洗うのに困った衣類や布団の救急病院的な感じですね。
洗濯表示が消える前にやっておくと良いこと
大切な洗濯表示なのに、どうして消えちゃうの?
特に乱暴をしているわけでもないのに、なぜ洗濯表示が消えてしまうのか、原因が気になりますよね。
消えてしまう原因と、消える前にしておく対策法を書いてみました。
洗濯表示が消える原因
洗濯表示が消えてしまうのは、主にこの2つが原因です。
- 布団の劣化によるもの
何年も使っていると当然布団も古くなり、タグが擦れて表示が消えてしまいます。 - 天日干しによる日焼け
太陽に当たるとタグが日焼けをしてしまい、表示がだんだん薄くなり消えていってしまいます。
少しでも予防したいのであれば日光に当たる時間を短くすると良いですね。
陰干しでも十分除湿ができるので、陰干しもオススメです。
私はガンガン天日干しをして、半日ほど放置して取り込んでいました。
陰干しでも除湿が出来るなんて、調べるまで知らなかったのでビックリしました。
洗濯表示が消える前にやること
表示がインクで印刷されている以上、100パーセント消えないようにするというのは難しいです。
それなら表示が消えても困らないように、表示が消える前に何かしらの対策を取って未然に防ぐ方法を考えればいいということになりますよね。
今後の対策も含め、消えて困る前に何をすればいいのか考えてみました。
洗濯表示が消えてしまう前に写真に撮っておいたり、ノートに書いて保管しておくと、クリーニングに出す時にすぐ対応できます。
ノートに書くことが面倒でも、スマホで写真を撮るだけなら時間もかからないし、簡単にできますよね。
私も、次からはきちんと写真を撮って保存をしておこうと思います。
まとめ
洗濯表示が消えても、クリーニングできるので安心してくださいね。
それでは、ここまでの内容をまとめます。
- 羽毛布団の寿命は10年から15年。寿命が近ければクリーニングに出す前に買い替えや、リフォームも検討してみる。
- 羽毛布団は一般のクリーニング店なら、一度電話をして問い合わせをしてみる。
- 布団専門店は確実に洗ってもらえる。
- 表示が消える理由は布団の劣化と天日干しの日焼けによるもの。
- 表示が消える前に写真やメモをして情報を残しておく。
キレイでフカフカの羽毛布団で眠ると幸せな気持ちになりますよね。
洗濯表示が消えた布団をクリーニングする際に困った時は、是非この記事を参考にしてもらえると嬉しいです。