カバーをつけて使っていても、どうしても汚れが気になってしまうホットカーペット。
最近は冷え対策に一人用のホットマットを使う方も多いのではないでしょうか?
私の場合わりと頻繁に飲み物をこぼしてしまったり、子どもがいるとさらに汚す頻度が高くなってしまいます…
快適に過ごすためには、できたら定期的にキレイに洗ってスッキリしたいですよね。
でも、ホットカーペット(電気カーペット)って「カーペット」とは言っても機械が付いているし、家で洗濯できるの?
また、クリーニング店で洗ってもらうことは可能なのでしょうか?
洗い方やお手入れの仕方を調べてみました。
ホットカーペットは洗濯できる?
ホットカーペットはそれ自体が発熱する暖房器具というイメージがあり、洗濯やクリーニングは諦めた方がいいのかと思いますよね。
でも調べてみるとホットカーペット(電気カーペット)の本体には、家で洗えるものと家では洗えないものがあることがわかりました。
うちのホットカーペットは洗濯できるのかな?
この記号のあるものは洗濯機が使える。
中に30、40などの洗濯温度の数字が入っていて
下線(やさしく洗う)がついているものもある。
手洗いができる。
丸の記号がついているものはクリーニングができる。
中にP、F、W(クリーニングの種類)の文字が入り、
下線(やさしく洗う)が入っているものもある。
お手入れの方法がわかったら、手洗いや洗濯機洗いのコツ、クリーニングや洗えない場合のメンテナンスのコツを見てみましょう。
ただし、もし取扱説明書などの情報がない場合は、無理に水洗いをすると故障などにつながる可能性もあるので洗濯はやめた方が良いでしょう。
ホットカーペットの洗い方
ホットカーペットを自宅で洗濯する時のコツをまとめてみました。
基本的には取扱説明書などに記載されているお手入れ方法に従って洗うようにしましょう。
また、ドラム式洗濯機や衣類乾燥機はホットカーペットを傷めてしまう可能性があるため使用は避けましょう。
手洗いの方法
- コントローラーを外す。
- びょうぶたたみ(山折りと谷折りを交互に繰り返すたたみ方)にして、洗濯用中性洗剤を溶かしたぬるま湯の入ったたらいや浴槽の底に押しつけるようにして洗う。
- 静電気防止のため柔軟剤を使う。
- よくすすぎ、浴槽のふちなどに掛けて水を切った後日陰に干して乾かす。
- ヒーターがよじれていないか確認する。
柔軟剤が静電気防止になるというのは意外でした。
こういう使い方ができるんですね!
洗濯機を使った洗濯の方法
- コントローラーを外す。
- コネクター部分が内側になるようにたたみ、洗濯機に入るように丸めてネットに入れる。
- ぬるま湯に洗濯用中性洗剤を溶かして手洗いコースや毛布洗いコースなどの弱水流のコースで洗濯する。
- 静電気防止のため柔軟剤を使う。
- 30〜60秒脱水する。
- よくすすぎ、浴槽のふちなどに掛けて水を切った後日陰に干して乾かす。
- ヒーターがよじれていないか確認する。
洗濯機を使っても、脱水は軽めにしてじっくり水気を切るのがポイントです。
よく乾燥した日に洗濯したいですね。
クリーニングの出し方
大手クリーニングチェーン店の中にはホットカーペットを取り扱っているところもあります。
もし持ち込みたいお店があるのであれば、まずはお店にクリーニングができるかどうか確認してみましょう。
その際、ホットカーペットのサイズや使用年数、状態などを伝えていくらくらいかかるのか見積もってもらうと安心です。
普段利用しているクリーニング店ではホットカーペットの取り扱いができない…
重たいホットカーペットをお店まで持って行くのは大変…
私も昔車を持っていなかった時は、大きな布団やラグなどはクリーニングを諦めていました…
でも、そんな時には、ホットカーペットなどに特化した専門のクリーニング店が宅配でクリーニングを行ってくれるサービスもあります。
- 故障しているものはクリーニングできない可能性がある。
- 長年使用して傷みが激しい場合にはクリーニングを断られることもある。
- 時間の経ってしまった汚れは取れない場合もある。
- フローリング調のものはクリーニングできない。
- 宅配クリーニングの場合、クリーニング料金とは別に送料がかかる場合がある。
洗えないホットカーペットをきれいに保つには?
家にあるホットカーペットの取扱説明書を見たら、洗濯もクリーニングもできないものだった…
その場合、どんどん汚れていくホットカーペットをそのまま使い続けるしかないのでしょうか?
まずは洗えないホットカーペットのお手入れ方法の基本を見てみましょう。
- カビや虫の好むゴミくずや食べ物のカス、ジュースなどの汚れを放置しない。
- 定期的に掃除機をかけ、汚れたら、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませた布でふき取り、最後に水拭きをして汚れを落とす。
- シーズンの終わりには、湿気を除去するため「強」で3時間ほど通電し、湿気の少ない場所に保管する。
日々のお手入れが大事なんですね。
洗えるものでも、日頃から汚れを落としていれば手間のかかる洗濯やクリーニングの回数を減らせそうですね。
ところで、洗えないカーペットの掃除にはカーペットクリーナーを使うと良いと聞いたよ。
「カーペットクリーナー」と聞いてパッとイメージが湧かないけど、どんなものなのかな?
調べてみると、カーペットクリーナーと呼ばれるものにはいくつか種類があることがわかりました。
- 粘着テープや洋服ブラシのようなブラシでゴミを取り除く道具
- 粉末状、液体状、泡状、スプレー状の洗剤
- カーペット用のスチーム掃除機
洗剤やスチーム掃除機は中性洗剤だけでは落ちにくい汚れにも効果的なものがあるので、しつこい汚れには使えそうですね。
まとめ
- ホットカーペットが洗濯できるかは、洗濯表示や取扱説明書をチェック!
-
手洗いはびょうぶたたみにし洗濯用中性洗剤で底に押しつけるように洗う。
-
洗濯機を使う場合はコネクター部分を内側にしてたたんでネットに入れ、弱水流のコースで洗う。
-
クリーニングに出す際には、お店に取り扱ってもらえるか確認する。
-
専門の宅配クリーニング業者を利用する手も。
-
洗えないホットカーペットが汚れてしまったら、すぐに汚れを取り除く。
- しつこい汚れには洗剤やスチーム掃除機タイプのカーペットクリーナーが便利。
つらい足元の冷えから私たちを守ってくれるホットカーペット。
洗濯やクリーニングを頻繁に行うのは難しいかもしれませんが、普段からこまめに掃除をしながら大切に使いたいですね。
私も、新しくホットカーペットを購入する際には、洗えるものかどうかやクリーニングが可能かをよく確認しようと思いました。