もうすぐ一人暮らしが始まるあなた。
今は、期待と不安が入り混じった心境でしょうか?
一人暮らしの準備は大変でしょうが、生活用品を揃えるのは楽しくもありますよね。
あれもこれも欲しくなりますが予算には限りがあることでしょう。
洗濯機は揃えたい家電の一つですが、決して安い買い物ではありません。
色々物入りな中、少しでも安く買いたいですよね。
洗濯機購入費用を少しでも抑えたいって方へ、
オススメは縦型洗濯機です。
この記事では、一人暮らしにちょうど良い洗濯機がどのくらいの価格で買えるのか?
また、安い洗濯機でも大丈夫か?チェックしておきたい項目についてお伝えしますね。
一人暮らしの洗濯機、安いものならどのくらいで買えるの?
洗濯機って高そうだけど私でも買えるかな?
結論から言えば、2~3万円程度で買えます。
しかし、2~3万円というのは5kg程度の容量の縦型洗濯機での事。
というのは、洗濯機の価格は種類、容量、機能などで変わってくるからです。
それでは、洗濯機の価格を決めるポイント、種類と容量について詳しく見ていきましょう。
洗濯機の容量における相場
まず、洗濯機の容量が増えると購入価格も上がります。
そこで一人暮らしでは、どれくらいの容量が必要かを考えなくてはなりません。
一人が1日に出す洗濯物の量は約1.5㎏と言われています。
2~3日に一回お洗濯をする人は5kgで大丈夫でしょうが、4~5日に一回になりそうな人は6kgから7kgあった方が安心です。
普段からおしゃれ着モードで洗うことが多く、タオルなどと別に洗うことが多い人は1回分の容量が少なくても問題ないかもしれません。
いずれにしても自分が一回に洗濯機に入れる量がどれくらいか?を考えておきましょう。
そして、出来たらその量より少し多めの容量の洗濯機を選ぶのがオススメです。
なぜなら、容量に余裕を持たせて洗う方が汚れ落ちが良いからです。
容量に対しての価格の目安はこちら。
(縦型洗濯機の場合)
洗濯機の種類における相場
次は洗濯機の種類についてですが、洗濯機には縦型とドラム式とがあります。
ドラム式は、なんと縦型の2倍以上の価格だそうで、出来るだけ安い洗濯機が欲しいって時には選ぶ余地はなく縦型洗濯機になっちゃいます。
しかし、ドラム式には一人暮らしの人に適したメリットもあります。
まず、ドラム式は乾燥が得意です。
また、少ない水で洗うことからランニングコストにも優れていると言えるでしょう。
とはいえ、何より購入価格が高いことに加え、ほとんどが大型で集合住宅の限られた設置場所に収まらないことも多々あるようです。
次は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の価格の相場を比べてみました。
やはり購入価格と集合住宅の洗濯機置き場の設置事情から、一人暮らしで使うのに適している安い洗濯機は縦型洗濯機ではないかという結論になります。
安い洗濯機でも大丈夫?ここをチェックしよう!
予算を抑えたい私は縦型ね!
それも一番安いのでいいかも
洗濯機として売られているものは、どれを選んでも洗濯できるでしょう。
しかし、安さだけで選んでは後悔することになる可能性があるんですよ。
洗濯機選びには、要確認事項が多々あります。
洗濯機置き場に置けるのは確認していたのに、搬入経路の確認が甘く家に入らず返品になっちゃった
なんてことも実際にあるんです。
実は私も一人暮らしを始めるとき、あまり確認せず安いのに飛びついたんです。
そしたら、置き場所の上の収納棚に洗濯機のフタが当たってしまい、フタが全開できないまま泣く泣く使っていた経験があります。
そのような事態にならない様に、ここでは洗濯機を買うときのチェックポイントをお知らせしますね。
洗濯機が無理なく置けるか確認しよう!
洗濯機に限らず、大きな物を家に置くときはサイズの確認が必要ですね。
加えて洗濯機の場合は置けるだけではダメなんです。
安心して洗濯機の到着を待てるように、下記のことをチェックしておきましょう。
設置スペース
まず、洗濯機が洗濯機置き場に置けるサイズなのかの確認が必要です。
洗濯機が洗濯パン内に収まるか、洗濯パンの大きさの確認をしましょう。
洗濯パンは床と洗濯機の間に設置されるプラスチック製の保護板のこと。
賃貸物件では幅64cmの物が多く置かれていますが、物件によって違うので要確認です。
洗濯機の横幅と奥行きが洗濯パンに入ること、また高さはフタを開けた状態で無理なく置けるかの確認が必要です。
合わせて、給水口と排水口の設置も問題ないか見ておきましょう。
また、洗濯機は作動時に左右に揺れます。
壁に近すぎる所に設置すると、洗濯時に当たってしまい壁にキズが付いたり洗濯機の故障の原因になったりします。
周りに余裕を持った設置がベストですね。
搬入経路
搬入経路の確認も大事です。
設置スペースは確保できても、そこまでに洗濯機の幅より狭いところがないとは言えません。
搬入経路の玄関口や階段、エレベーターなど狭くなっているところがないか確認しておきましょう。
狭くなっている所がある場合、先に相談しておけば箱から出したり部品を外したりして搬入してくれるそうです。
お店によっては搬入経路についてのチェックシートがあるようで、事前に相談しておけば安心ですね。
生活スタイルに合わせて必要な機能を考えよう!
ここでは、必ず必要という訳ではないが、個人の生活スタイルによっては必要ではないかと思われる洗濯機の機能についてお話しますね。
あなたに必要な機能があるか?参考にしてもらえたらと思います。
追加の機能が付くことによって価格が高くなることもあります。
予算と合わせて必要な機能を考えたいものですね。
乾燥機能
乾燥機能はドラム式が優れていますが、縦型にも乾燥機能が付いている機種があります。
縦型洗濯機の乾燥機能はそんなに強くなく、最終的に自然乾燥が必要な場合があったり、長く乾燥させるとシワになったりするんですって。
でも、使い方の工夫をすれば便利に使えますよ。
例えば、こんな使い方はどうでしょう。
- 少ない量だとよく乾くので、乾きやすい物だけ乾燥させて、残った物だけ干す。
- 乾きにくい物だけ予備乾燥させて、すべてが早く乾くようにする。
- シワが気にならないものだけ乾燥させる。
完全に乾燥できなくても乾燥機能で水分を減らしておけば、部屋干しでも早く乾き部屋干し臭対策になります。
また、乾きやすい物は乾燥機能で乾かすと洗濯物の干す量が減り、楽になりますよね。
静音機能
一人暮らしの方はマンションなど集合住宅に住むことが多いのではないでしょうか。
集合住宅では隣人トラブルを避けるため、出来るだけ生活音は出さない様にしたいものですね。
一般的に45dBを超えると、うるさいと感じると言われています。
特に夜や早朝は他の音が少なく、音が響きやすくなります。
お仕事の都合で洗濯機を使うのが早朝や夜になる人は、特に静音に優れた機器(40dB以下)を選ぶのが最善でしょう。
また、振動を抑えるインバーターを搭載している機種は静音に優れていてオススメ。
洗濯コース
洗濯機によって色々な洗濯コースが搭載されています。
機器によって名前は違いますが、(標準、おしゃれ着、おいそぎ、大物)の4つは大体の洗濯機にあるでしょう。
普通は標準コースでいいでしょうが、洗濯機OKのセーターの場合おしゃれ着コース、軽い汚れの場合のおいそぎコースと便利に使えますよね。
この4つ以外にも機器によって様々なコースが搭載されていますので、自身の生活スタイルに合わせて検討するといいのではないでしょうか。
部屋干しコース
脱水時の回転によって多くの空気を取り込んで、洗濯物を半乾きの状態にします。
これにより洗濯物を干してから乾くまでの時間が短縮でき、部屋干し臭対策にもなるんで、部屋干し予定の人には嬉しい機能ですね。
つけ置きコース
頑固な汚れを落としたいときや黄ばみを落としたいとき、つけ置きしてから洗うと効果的です。
私は仕事でダンボール箱を運ぶため、ブラウスの袖を汚しがちで漂白剤でつけ置きすることがシバシバあるんです。
しかし、ウチの洗濯機にはこのコースはないので、いつも浸けたまま忘れて、気付くのが次の日になることも(涙)
このコースなら、30分とか1時間とか設定時間分のつけ置きが終わったら普通の洗濯に移行するって便利に使えそう。
消臭除菌コース
洗濯物に温風を吹き付けて消臭除菌します。
水を使わないのでデリケートな衣類や帽子、バッグなどの消臭除菌が出来るんですって。
1週間、満員電車に乗せた通勤バッグも消臭除菌しておけば、週明けから気持ちよく出勤できますね。
自動おそうじ機能
洗濯機は水を使うため内部に湿気が溜まりやすく、放置するとカビや雑菌の繁殖の原因になります。
そこで、洗濯機を清潔に保つためにはお掃除が必須です。
お掃除方法は市販の洗濯槽クリーナーを使うとか、プロにクリーニングを依頼するとかありますが、この機能があれば洗濯時に自動でお掃除してくれるんですって。
お部屋の掃除だけでも大変なのに
って人には嬉しい機能ですね。
しかし、もちろん購入価格が上がる上に水道代、電気代も上がる場合があるので確認が必要です。
まとめ
一人暮らしの洗濯機は安いだけで選んではダメな場合があります。
洗濯機の搬入時、また入居してからの毎日の生活に困らない様、自分に合った洗濯機を選びましょう。
それでは、まとめです。
- 一人暮らしで安い洗濯機を探しているなら縦型洗濯機がオススメ。
- 容量については洗濯頻度を考えて決めよう。
- 洗濯機購入時には、設置についての確認を十分にしよう。
- 洗濯機を選ぶ際には、自分の生活スタイルから必要な機能を考えよう。
あなたに適した洗濯機が見つかり、一人暮らしが快適になりますように!