洗濯ハンガーの種類をご紹介!形状と素材で選んで悩みを解決しよう

クリーニングのお悩み

洗濯にハンガーは必須ですよね!
皆さんは普段、どんなハンガーを使っていますか?

ハンガーっていろんなものがあって、どれを使えばいいかわからないな

洗濯方法も干し方も人それぞれ。
10人いれば10通りの洗濯があり、ハンガーもそれらに合わせて様々な形のものが販売されています。

なんだかちょっと乾きにくい気がする」「気を付けていてもすぐに型崩れしちゃう
など、洗濯で悩んでいることはありませんか?
その問題、ハンガーの種類を変えるだけで解決するかもしれませんよ!

今回は、ハンガーの形状素材の二点に注目してハンガーの種類とその違いをご紹介します。

ハンガーの形状は洗濯物の種類と量で選ぼう

ハンガーと言うと、よくある三角形のものがまず思い浮かびますよね。
ですが、インターネットで「ハンガー」を調べてみると、三角形のものだけでなくいろいろな物が出てきます。
私も普段から複数種類のハンガーを使っていますが、その種類の多さに改めて驚きました!

これらはすべて、洗濯物の量や形、そして悩みに合わせて販売されています。
早速見てみましょう!

衣類ハンガー

名前の通り、衣類を干すために使われるハンガーです。
先述した、「ハンガーと言えばこれ!」という形をしたものですね。
私の家では「三角ハンガー」と呼んでいました。

一言に衣類ハンガーと言っても、その形は様々です。

  • 厚型ハンガー・・・上着やセーターなどの分厚く重たいトップスの型崩れを防ぐ
  • 薄型ハンガー・・・コンパクトで干しやすく、収納に便利
  • 滑り止め付きハンガー・・・風のある屋外に干しても落ちにくい
  • フックが回転するハンガー・・・回転するため通気性がよく乾きやすい

洗濯物を干す際によくあるトラブルが、衣類の肩の部分にハンガーの跡がついてしまった、というものです。
特に上着やセーターなどの重たい衣類は、水の重みも加わって跡が付きやすいです。
アウターは形が命なので、ハンガー選びも慎重にいきたいですね。

ちなみに私は、普段は型崩れしても問題ないような服ばかりを着ているため、薄型のハンガーを使用しています。
薄型ハンガーの利点は、洗濯物通しに隙間を作りやすく、また乾いたらそのままクローゼットにかけることができるところ。
たたむ作業が一番面倒なので、時間のない方にはお勧めですよ!

ですが、風で飛ばされないように洗濯ばさみで毎日止めていると、肩の部分に洗濯ばさみのギザギザの跡が……(泣)
それ以降、ハンガーはすべて滑り止め付きのものに買い換えました。
風の強い地域にお住まいの方は、気を付けてくださいね。

上記に列挙したものの外にも、

  • 風で動かないようフックがハサミ状になっているもの
  • 肩の部分の厚みを変えられるもの
  • 服の肩幅に合わせて長さを変更できるもの
  • フードを効率よく乾かせる設計のもの

など、アイデア商品が多数あります。
見比べているだけでも楽しいので、確認してみてくださいね!

バスタオルハンガー

バスタオルをそのまま竿に干すと、かなり場所を取りますよね。
洗濯物の量が少なければ問題ないかもしれませんが、家族の人数が多かったり、数日分をまとめて洗濯したりすると、スペースの確保が大変です。
あまり詰め詰めに干してしまうと乾くのが遅くなってしまうこともあります。

そんなお悩みをお持ちの方にお勧めなのが、バスタオルハンガーです。

  • 吊り下げ型・・・衣類ハンガーと同様に扱えて収納しやすい
  • スタンド型・・・好きな場所に置いて乾かせる。たくさん干せるものが多い
  • 壁掛け型・・・空いている壁に取り付けられて省スペース

私の家では壁掛けタイプを利用しています。
干した後もいちいち片づける手間がないのでとても快適ですよ!
ただし、壁に取り付ける方法は商品によって違い、ものによっては壁に穴をあける必要があることもあるので注意しましょう。

ピンチハンガー

靴下やハンカチなどの小物を洗濯するときに欠かせないのがピンチハンガーです。
一人暮らしの方でも大家族のご家庭でも、必ず一つはお持ちなのではないでしょうか?

ピンチハンガーを選ぶときは、ピンチ(洗濯ばさみ)の数で選ぶのが鉄則です。
干す小物の量が多い家庭では、それだけたくさんのピンチが必要になるということですね。
逆に、単身世帯などであれば、ピンチの数が少なくコンパクトに収納できるものを選びましょう。

さて、見た目にはサイズとピンチの数以外にはあまり違いがないように感じるピンチハンガーですが、ここにもアイデア商品がたくさんあります。

  • 折りたたんで収納した際にピンチ同士が絡まらないよう設計されているもの
  • 洗濯物の間に空間をつくり乾きやすくなるように、ピンチを交互に配置しているもの
  • ドアフック付きのもの
  • 衣類を引っ張るだけで簡単に取り込めるもの

いちいちピンチを摘まんで洗濯物を回収するのはすごく面倒なので、「引っ張るだけで取り込める」というのはとても便利そうですね!
洗濯物の量が多いご家庭や、忙しくて洗濯物に時間をかけたくない方にピッタリです。
私も今度買い替えるときはこのタイプを買ってみたいと思います。

ピンチハンガーは小物だけでなく、タオルや衣類も干せる万能ハンガーです。
「なんでもいいや」と適当に選ばず、必要な機能を見極めたいですね。

パラソルハンガー

傘のように開閉するパラソルハンガーは、タコ足ハンガーとも呼ばれます。
たくさんのタオルを放射状に干すことができ、スペースについてお困りの方にピッタリです。

  • 吊り下げ型・・・小さく収納できる
  • スタンド型・・・たくさん干せる。部屋干し向き

私は小さな吊り下げ型と大きなスタンド型をそれぞれひとつずつ使っています。

吊り下げ型は、小さいとは言っても干せる量はかなり多い印象です。
先端にピンチがついているものだと、よりたくさんの小物が干せてとても便利ですよ!

スタンド型は、商品によってはかなり大きく、使わないときの収納に困るかもしれません。
その一方で、アームを複数本使えばバスタオルなどの大きい洗濯物もしっかり乾かせます。
使いようによっては平干しなどもできますし、部屋干しが多い方は検討の価値ありですね!

どんな素材を選べば良いの?

ハンガーを選ぶときに注目したいもう一つのポイントが、素材です。
洗濯物は濡れていますし、干すのは大抵の場合屋外なので、そのような環境で使っても問題のないものを選ぶ必要があります。

ですが、市販のハンガーを見ると、「洗濯物用」「収納用」などの表示がないものも多いですよね。
これもハンガー選びを迷わせる原因の一つではないかと思います。

そこで次は、洗濯物を干す際に使えるハンガーの素材と、洗濯物にはお勧めしない素材についてご紹介します。

洗濯物ハンガーにおすすめの素材

ハンガーによく使われる素材のうち、洗濯物を干すのに向いている素材は以下の通りです。
それぞれの特徴を確認しましょう!

  • ステンレス・・・耐久性が高い、錆びにくい高価
  • アルミ・・・軽い錆びにくい、重い洗濯物で変形する可能性有り
  • スチール・・・安価耐久性が高い、錆びやすい
  • プラスチック・・・安価、軽い、デザインが豊富、耐久力が低い、風雨や日光で劣化しやすい

外干しが多い方は、錆びにくいステンレスアルミ製のハンガーがおすすめです。
特にステンレスは耐久性が高くめったに壊れないため、雨風の強い地域の方でも長く使えます。
また、見た目がスタイリッシュなので、収納用と併用して使えるのも魅力的ですね!
多少値は張りますが、見た目にもこだわりたい方は是非検討してみてください。

スチールは錆びやすい素材ですが、多くの商品は表面を塗装しているため、寿命が特別短いという訳ではありません。
安さと頑丈さが売りで雑に扱えるので、私はスチール製をよく使っています!
ただし、薄いものが多いため、肩に跡が付くのが気になる方は他の物を使ってくださいね

プラスチック衝撃や紫外線などに弱いのが難点です。
しかし、百円ショップでも買えるお手頃アイテムなので、短いスパンで買い替えて使うのも良いですね!

洗濯ものを干すには向かない素材

  • 木製・・・耐水性が低く、濡れた服をかけると劣化しやすい

木製ハンガーはオシャレで高級感があり、憧れますよね!
私はホテルなどで見かけると、意味もなく持ってきた服をかけたりしています(笑)
ですが、洗濯物への使用は絶対NGです。

木製ハンガーの表面にはコーティングが施されているのですが、濡れた衣類をかけると塗装が剥げてしまうことがあります
木製ハンガーは他の素材と比べて高価なので、劣化は避けたいですね。
また、剥げた塗装が服について色移りしてしまうことも……!
基本的に、濡れることを想定した作りにはなっていないようです。

木製ハンガーはスーツやジャケット、コートなどの重たい服が型崩れしないよう、きれいに保存するためのハンガーです。
除湿効果はあるようですが、クローゼット用の除湿剤と同程度の効果なので、洗濯物には使わないようにしましょう!

木製以外のハンガーであれば、基本的には問題なく洗濯物に使えます。
ただし、クリーニングに出した洋服がかけられているハンガーなど、明らかに洗濯物を乾燥させる用途ではない物は使わないようにしてくださいね!

まとめ

  • 洗濯用ハンガーは洗濯物の種類に合わせて様々な形状のものがある
  • 衣類の種類と量でどの形のハンガーを使うか考える
  • 型崩れ、ハンガーの跡、乾きにくさ、干すスペースの問題など、それぞれの問題に合わせたアイデア商品が多数用意されているので確認する
  • ハンガーの素材にはそれぞれ一長一短がある
  • 錆びやすさ価格耐久力などを考慮して素材を選ぶ
  • 木製ハンガーは洗濯物用にはNG

種類が多すぎて訳が分からないように思えるハンガーですが、それは多くの悩みを解決するために様々な商品が考案された証拠です。
ハンガーそれぞれの特徴が分かれば、自分の悩みに合ったハンガーを見つけられるはず!

購入を検討する際は、それぞれの洗濯事情をしっかり勘案して、商品を見てみてくださいね!

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