洗濯マークは基本5種類!意味と読み方を知って洗濯悩みをなくそう!

クリーニングのお悩み

大事な洋服を洗濯するとき、まず一番に気を付けるべきなのが洗濯方法ですよね。
その洋服がどんな素材でできていて、どんな洗い方をするべきなのか、どんな風に扱えばいいのかという情報は、すべて洋服の裏についている小さなタグに表示されています。

でも、よくわからない記号がいっぱいで、どうすればいいかわからないよ!

そもそも、洗い方などを示す洗濯マークの意味がわからない。
思い返してみると、私もちゃんと学んだ記憶がありません。
周りの友人に聞いてみましたが、「完璧にわかるよ!」という方は一人もいませんでした(笑)

というわけで今回は、洗濯マークの意味と覚え方について調べました!
これを機に読み方を覚えて、正しく洗濯できるようにしましょう!

洗濯マークでわかること

洗濯マークが表している内容は以下の通りです。

  1. 洗濯方法
  2. 漂白方法
  3. タンブラー乾燥の可否と方法
  4. 自然乾燥の方法(干し方)
  5. アイロンのかけ方(温度設定)
  6. ドライクリーニングの可否と方法
  7. ウェットクリーニングの可否と方法

こうして見ると、とても多いですね!
あの小さなタグにこれだけの情報が詰め込まれていると考えると驚きです。

このうち、「1.洗濯方法」と「2.漂白方法」は必須項目ですが、それ以外のものは省略されている場合があります。
確認したい項目が省略されている時は、どんな方法で処理しても問題ありません。

例えば、「アイロンをかけたいけれど何度でかけるべきかの表示がない」というような場合は、最低温度でかけても最高温度でもかけても生地は傷みませんよ、ということだそうです。
私も洗濯表示がなくて困った経験が何度もあるので、それもっと早く知りたかったな……。

洗濯マークの読み方・覚え方

洗濯マークの表示項目は7つですが、実際に使われているマークは全部で41種類もあります。
気が遠のきそうな数ですね……。
私も「どうするんやこれ……」と頭を抱えました(笑)

ですがよくよく調べてみると、興味深いことが判明しました。
それによると、洗濯マークは5つの「基本記号」とその他の「付加記号」の組み合わせで成り立っているとのこと。
その仕組みを知れば、洗濯マークはだいたい把握できてしまうというのです

それなら私でもなんとか覚えられるかもしれない……!
というわけで、早速確認してみましょう!

5つの基本記号を覚えよう

基本記号5つをいっきにまとめて確認してみましょう。
これを知っていれば、どのマークを確認すれば欲しい情報が手に入るのかすぐにわかりますよ!

「記憶にあるマークと何か違う……」と思ったそこのあなた!
それは古いタイプの洗濯マークです。

以前は手洗い表示と洗濯機使用の表示が別だったり、搾り方の表示があったりと、もう少し細かい表示でしたが、平成28年12月1日の改正によりこちらのシンプルな表示になりました。
ファストファッションに溢れる時代ですので、古い洗濯マークのついた洋服もそろそろ少なくなってきた頃かもしれませんね。

御覧の通り、先述した7つの項目を5つの記号で表しています
3.タンブラー乾燥」と「4.自然乾燥」はまとめて乾燥方法として覚えましょう。

5つめの「7.ドライクリーニング」と「8.ウェットクリーニング」はどちらも商業クリーニングに関する表示です。
お店の人が判断するためのマークなので、あまり気にする必要はないと思います。

基本の付加記号

続いて、付加記号も見てみましょう。
付加記号はたくさんありますが、ここではよく見かけて利用する機会も多いものを選んでみました!

どれもよく見かけるマークですね。

弱さを表す横棒の付加記号は、「1.洗濯方法」や商業クリーニングの基本記号のすぐ下に描かれています。
私も普段洗濯するときに「この棒線は何だろう?」と思っていましたが、「優しく洗ってね!」という意味だったんですね。
なんとなく、線が増えると強くなるような気がしていましたが、真逆の意味なので気を付けたいです。

この他、「1.洗濯方法」を表すマークでは、洗濯桶の中に数字が描かれていることがあります。
これは、洗濯するときの水の温度の上限を示すものです。
普段の洗濯では温度まで気にすることはないかもしれないですが、お風呂の残り湯を使っている方などは意識して確認してくださいね!

例:上限温度30℃の水で、洗濯機を使い非常に弱い力で洗濯

その他の役立つ洗濯マーク2選

先にご紹介した基本記号と付加記号を知っていれば普段の洗濯に支障はないと思いますが、加えて2つ、よく見かける洗濯マークをご紹介します。
まずはこちら。

手洗い

ご存じ、手洗いのマークです。
「手洗いする衣類なんだな」と直感的に理解できる、とても素敵なデザインですね!

こちらの手洗いマークは水温の表示がありませんが、日本産業規格では40度が上限と定められています。
衣類を手洗いするときに40度以上の水を使う方はあまりいないと思いますが……。
念のために覚えておくと、役に立つかもしれません。

2つ目の洗濯マークは、タンブラー乾燥です。

タンブラー乾燥

乾燥方法の話をすると、実は自然乾燥に関する洗濯マークは8種類も存在します。
「干し方だけでそんなにあるの!?」と驚きですね。
ですが、実際にはタンブラー乾燥マークの方がよく見かけるので、こちらだけ覚えていれば良いと思います。

四角い基本記号の中にタンブラーをイメージした丸が描かれていて、こちらも直感的にわかりやすいのではないでしょうか。
真ん中の点は、上述した温度を表す表示ですね!
このマークに×の付加記号が付いている場合は、ご自宅やコインランドリーでの乾燥はできないので気を付けましょう。

これを覚えるだけで、洗濯が快適になるよ!

まとめ

  • 洗濯マークを読めば衣類の正しい扱い方がわかる
  • 省略されているマークがある場合は、どんな方法で処理しても問題ない
  • 洗濯マークは「基本記号」と「付加記号」の組み合わせ
  • 「基本記号」と「付加記号」の意味をそれぞれ覚えるべし

こうして改めて見てみると、洗濯マークは意外とシンプルでわかりやすいですね。
誰でも衣類を大切に扱えるよう、工夫されているのだなと感動しました!

今までは、わからないマークがあるとその都度スマホで調べていましたが、今後はスムーズに洗濯できそうです。
皆さんもこれを機に、洗濯マークを覚えてみてください!

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