一人暮らしは突っ張り棒で洗濯物を干そう!おすすめの設置場所3選

クリーニングのお悩み

一人暮らしをしていると困る事のひとつが、洗濯物を干すスペースの確保です。

単身者向けのマンションだと、お部屋もベランダも小さいことが多いですよね。
毎日洗濯機を回すほどではないけれど、まとめて洗うと全部干すスペースがなくて困ってしまいます。

また、隣室や道路からの目が気になったり、花粉症が酷かったり、虫の多い地域だったり……。
どうしてもお外に干せないことってありますよね。

でも、部屋が狭いから屋内にも干すスペースがないの……

わかります!
私も小さいワンルームなので、雨の日が続いたりすると、山となった洗濯物を干す場所にいつも悩まされていました。

そんな方におススメなのが、突っ張り棒です。
これを上手く活用すれば、お部屋の中でも洗濯物をスッキリ干すことができますよ!

この記事では、突っ張り棒の使い方屋内干しにおススメの設置場所をご紹介します。

突っ張り棒の種類と設置方法

突っ張り棒は百円ショップやホームセンターなどでたくさん売られています。
使ったことがある、もしくは見かけたことがある、という方は多いのではないでしょうか。

ですが、突っ張り棒にも種類があり、それによって使い方が異なる事はご存じでしょうか?
私は全く知らなかったので、初めて未知のタイプに出会った時は使い方がわからずとても困惑しました(笑)

洗濯物を干す前に、突っ張り棒の基本知識をしっかりとチェックしましょう!

バネ式突っ張り棒の使い方

  • 軽い
  • 取り付けが簡単
  • ジャッキ式と比べて安価
  • 耐荷重が低い

バネ式の突っ張り棒は、くるくるとパイプを引き出し、内部のバネの力で固定するものです。
百円ショップに並んでいるものは殆どがこのタイプです。
簡単に入手出来て、設置も簡単なので、私も大変お世話になっています!

ただ、耐荷重が低いので、水を含んだ重たい洗濯物をたくさん干すのには向きません
私はお風呂場に百円ショップで購入したバネ式の突っ張り棒を使用していますが、バスタオルなどは避け、ハンドタオルや下着類など軽めのものを干すようにしています。
どれくらいの重さまで耐え得るかは商品のパッケージに記載しているので、しっかり確認しましょう。

また、簡単に設置できるバネ式突っ張り棒ですが、正しい設置方法はあまり知られていません。
設置したいスペースに突っ張り棒を宛がって、適切な長さになるまでクルクルと回して……という方が多いと思いますが、これは間違いです。
私もこれを調べるまで、間違った方法で設置していました……。
道理でやたらと突っ張り棒が落ちてくるはずです。

正しくは、設置したいスペースの長さよりも少し長めにパイプを伸ばし、押し込むように壁面に入れ込みます。
間違って使っていた方は、是非ともこの方法で設置し直してみてほしい……!
ガッチリ固定されて、ずり落ちてこなくなりますよ!

引用元:平安伸銅工業株式会社

ジャッキ式突っ張り棒の使い方

  • 重たい
  • 取り付けが難しい
  • バネ式と比べて高価
  • 耐荷重が高い

ジャッキ式の突っ張り棒は、長さ固定ネジとパイプの端にあるグリップで固定します
バネの反発力だけで固定するバネ式と比べると耐荷重が非常に高く、重たい洗濯物を干すのに適しています。

ただ、設置手順が多いため、女性だとサイズによっては一人で取り付けるのが難しいかもしれません。
私も以前ジャッキ式の突っ張り棚を一人で設置したことがありますが、狭いスペースだったにもかかわらず大変苦労しました。
もし一人で設置するのが難しいと感じたら、応援を呼ぶようにしてくださいね。

市販のジャッキ式突っ張り棒だと、設置方法が説明されていることが殆どです。
固定ネジなどはうっかりすると手を傷つける可能性もあるので、しっかりと取扱説明書を確認してくださいね!

引用元:平安伸銅工業株式会社

突っ張り棒を設置する際の注意点

  • 耐荷重を確認する
  • 壁の強度が高い場所に設置する
  • 凸凹の大きい壁には設置しない
  • 水平に設置する

突っ張り棒を設置する際は、上の4点をしっかりと確認しましょう。
耐荷重が大切なのは先述の通りですが、壁の状態を把握するのも等しく大事です

特に一人暮らし用のマンションだと、石膏ボードや化粧合板などの強度の低い壁材が使われていることが多いので要注意です。
壁の弱い部分に設置すると、壁の方が歪んでしまい、落下につながります

壁をコンコンと叩いた時に他の場所より固い音がする箇所があれば、その下には柱などの下地があるので、そこに設置するようにしましょう。

全部しっかり確認したけど、

やっぱり落ちてきちゃうよ!

そんな時は是非、突っ張り棒用の補助アイテムを使ってみてください!
私は、お風呂場の突っ張り棒に百円ショップで買った補助アイテムを使っています。
以前は頻繁にずり落ちてしまっていましたが、補助アイテムを使い出してからは、半年以上経っても一度も落ちていません!

補助アイテムも様々な種類があり、値段も百円ショップで買えるものから高価なものまでたくさんあります。
突っ張り棒でお困りの方は、一度試してみてはいかがでしょう。

部屋干しにおススメの設置場所3選

さて、ここまで突っ張り棒の種類と使い方を確認してきました。
本格的にたくさんの洗濯物を部屋干しするなら、ジャッキ式の物を選ぶと良さそうです。

突っ張り棒は用意できたけど、

どこに設置すれば良いのかな?

洗濯物を乾かす事が最大の目的ですから、なるべく効率的な場所に設置したいですよね。
しかし、一人暮らしの小さい部屋では、選択肢は限られてきてしまいます。

そこで、部屋干し用の突っ張り棒を設置するのにおススメな場所を3ヵ所ご紹介します。

脱衣所

  • お風呂の換気扇が使えるので、湿気にくく乾燥が早い
  • 使用頻度の低い部屋なので、人目につかず生活の邪魔にならない
  • 脱衣所に洗濯機がある場合が多いので、手間が少ない
  • 他の部屋と比べて狭いので、たくさん干せない

脱衣所は、生活の利便性を考えると一番おススメできる場所です。
一人暮らしのマンションだと部屋数自体が少ないと思いますが、その少ない部屋の中でも脱衣所はそう頻繁に立ち入る場所ではありません。

使用頻度の高い部屋に干してしまうと、いちいち洗濯物を避けて移動しなければならなくなってしまいますが、脱衣所ならばそんな面倒もありませんね!

ただ、上述の通り、脱衣所の狭さではあまりたくさんの洗濯物を干すことはできません
また、単身者向けのお部屋だと、そもそも脱衣所がないという場合もあります。

私の部屋は脱衣所・洗面所とトイレで一部屋なので使用頻度が高く、ここに干す事はできませんでした。
実際に脱衣所に洗濯物を干している友人は特に不便はないと言っていたので、脱衣所のある方は検討してみてください。

お風呂場

  • お風呂の換気扇が使えるので、湿気にくく乾燥が早い
  • 使用頻度の低い部屋なので、人目につかず生活の邪魔にならない
  • 他の部屋と比べて湿気に強いので安心して干せる
  • お風呂を使用中は干せない
  • 他の部屋と比べて狭いので、たくさん干せない

お風呂場も脱衣所と同様、1日の使用頻度が少ない部屋なのでおススメです。
最近では浴室乾燥機のついているマンションもあるので、備え付けのポールに加えてもう一本、突っ張り棒で干す場所を増やすのも良いですね。

因みに、お風呂場用の突っ張り棒というのも販売しているようです。
私は先述の通り百円ショップで買った普通の突っ張り棒を使用していますが、当然ながら錆びてきてしまうので、あまりおススメはできません。
お風呂場を部屋干しのメインにしたい方は、お風呂場向けの物の購入を検討してみてください。

エアコンの下

  • エアコンのある部屋は他の部屋より広いので、たくさん干せる
  • エアコンの除湿機能をフルに活用できる
  • 扇風機やサーキュレーターなど乾燥を補助するアイテムを使いやすい
  • 使用頻度の高い部屋なので、景観が悪く生活の邪魔になる

数日分の洗濯物をまとめて洗濯する方や、バスタオルなど大きな洗濯物も部屋干ししたいという方は、エアコンの下に設置するのがおすすめです。
やはりエアコンのあるお部屋は広いので、前2つと比べてたくさん干せますね!

使用頻度の高い居室に洗濯物を干すのはどうしても邪魔になってしまいますが、例えば就寝中や外出中に干すなど、工夫をすればそれなりに快適にできそうです。
また、除湿器やサーキュレーターなどを置けばより効率的に乾かす事ができます。

まとめ

  • 洗濯物を干すのに向いているのはジャッキ式突っ張り棒
  • 突っ張り棒の耐荷重をしっかり確認する
  • 設置する壁の状態もチェック
  • 脱衣所お風呂場に部屋干しすると生活の邪魔にならない
  • 居室のエアコンの下に干せばたくさんの洗濯物を効率よく乾かせる

部屋干しスペースの確保は、生活の知恵と腕が試されるポイントですよね。
折り畳みの室内物干しなどもありますが、狭い室内では折り畳んでも場所をとってしまいます。

狭くて少ないスペースを有効活用できる突っ張り棒は、悩める一人暮らしの方の強力な味方になってくれること間違いなし!
この記事を参考に、皆さんに合った室内干しの方法を見つけてもらえると嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました