カシミヤのマフラーって洗えるの?ポイントをおさえ洗濯しよう

クリーニングのお悩み

可愛いカシミヤのマフラーを買ったんだけど、そういえばお手入れってどうしたらいいんだろう?

カシミヤのマフラーって、肌触りが本当に気持ち良いですよね。
身に着けるだけでほっこり気分になります。

一方、とてもデリケートで扱いにくいイメージもありませんか?
カシミヤ製マフラーは比較的高級なので、洗濯する場合はクリーニング一択の気がしますよね。

実はそんなカシミヤの物でも、洗濯絵表示に水洗い可マークがあれば、お家で洗えちゃうんです!

今回はカシミヤ製マフラーをお家で洗濯する方法と、気を付けるべきポイントについて調べてみました!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪

カシミヤとはどんな毛?

カシミヤって肌触りがとにかく良いので、品質の良さを感じます。
見た目のあのふわふわ感も、かわいいですよね。
先日会った友達がカシミヤのマフラーを付けていたんですが、分厚くモコモコしていない割に、しっかり暖かいと絶賛していました。

調べてみると肌触りの良さ以外にもたくさん魅力がありました。
一緒にみていきましょう!

カシミヤが高級な理由とは?

カシミヤとは、カシミヤヤギから採取できる山羊毛
しかもただの山羊毛ではなく、表面の毛のさらに下にある、産毛のことなんです。
そのため1頭から採取できる量は約100~200グラムしかなく、セーター1枚を作るのには約4~5頭分が必要なんですよ。

ウールの場合は、1頭の羊から約4kgも採れるんですって!
カシミヤの採取量がとても少ないのがわかるわね~。

そんなカシミヤヤギは、主に中国やモンゴル、ネパール、イラン、ロシアなどの標高が高いところに生息しています。
他の山羊とは違い、気温差が激しくかなり厳しい気温環境の山岳地帯で生息しているんですね。

これらの事から、カシミヤが高級とされる理由はこちらの3つだとわかります。

  • 収穫量の少なさ
  • 品質の良さ
  • 生息数が限られている。

お店でカシミヤのニットやマフラーを見た時、ウール製と比べると値段がお高めですよね。
でもこれらの理由をふまえると、納得だな~と思いました!

カシミヤの特徴

カシミヤの特徴を調べてみるといくつかありました。
まとめてみたので、順番に見ていきましょう。

  • 繊維が細く柔らかいため、滑らかな肌触り
  • 保温性が高い
  • 軽い
  • 毛玉ができやすい

最初の3点は、カシミヤならではの良いところですよね!
実は私、「カシミヤは高級な素材なので、毛玉なんてできないのでは?」と思っていたので、毛玉ができやすいというのには驚きでした…。

毛玉ができやすい理由は、カシミヤの繊維がかなり細く、絡まりやすいからなんです。
確かに、以前クリーニング屋でアルバイトをしていたとき「カシミヤのニットに毛玉が出来てしまった~。」とお困りのお客さんがたくさんいらっしゃいました。

着用していると、どうしても毛玉はできてしまいます。
完全に予防することは難しいですが、なるべく毛玉を発生させないようお手入れすることで、少しマシになるかと思いますよ。
例えば、こんな感じ。

  • 使用後は優しくブラッシングし、毛並みを揃える。
  • 連日着用するのを避け、休ませる期間を作る。

ちょっとの一手間で毛玉をある程度抑えられるのなら、やってみようと思いますよね!

洗濯頻度はどれくらいがおすすめ?

マフラーって、インナーみたいに丸一日肌に触れるものではないので、どれくらいの頻度で洗ったらよいか迷っちゃいますよね。

今年はあまり使ってないし、来年までそのまま置いておこうかな。

汚れ具合や着用頻度にもよりますが、最低でもシーズンが終わる時に、1回洗うのがおすすめです。
1度でも着用したマフラーには、目に見えなくても皮脂汚れやホコリが付いています。
衣替え前にはきちんと洗濯して、来年もきれいに着れるよう保管してあげましょうね!

カシミヤのマフラーの洗濯方法

魅力や良さは感じているのですが、実は私、カシミヤのマフラーは持っていないんです。汗
高級品なのでクリーニングに出すイメージでしたし、お手入れもなんだか面倒そうだな~と思っていたからです…。

コスト面や手間を考えると、なるべくお家で洗いたいな。

そこで、カシミヤのマフラーでもお家で洗えないか、調べてみました。
するとデリケートなカシミヤでも、お家で洗えるということがわかったんです!

お家で洗えるものかどうかは、まず洗濯絵表示を見て判断しましょう。
水洗い可のマークがあれば、お家で洗うことができますよ。
洗濯絵表示に水洗い不可マークがある場合は、無理せずプロのクリーニング店にお任せしましょうね。

具体的なお家での洗濯方法を調べてみると、気を付けるポイントがいくつかありました。
手順と一緒にまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください!

洗濯機か手洗いどちらが良い?最適な洗濯法とは

お家で水洗いする場合、洗濯機ではなく手洗いで洗いましょう。
たまに洗濯機可マークのものがありますが、そもそもカシミヤは繊細な素材なので、手洗いの方が無難です。

実際私も、カシミヤではありませんが、洗濯機マークがあるウール製の服を手洗いで洗っています。
すごくお気に入りの服なので、洗濯機より安心な手洗いで洗濯したいんですよね。

正直手間はかかりますが、手洗いは一番優しく洗える方法。
マフラーの風合いを保ち、長持ちさせる為にもおすすめですよ。

手洗いの手順とポイントとは?

具体的な手洗いの手順を見ていきましょう。

  • 30度以下の水に、おしゃれ着用洗剤を入れる。
  • マフラーを浸し、水をしみこませるように優しくゆっくり押し洗いする。
  • 何度か押し洗いした後、洗剤の泡が消えるまでしっかりすすぐ。
  • 柔軟剤を入れた水に3分ほどつけ置きする。
  • しっかりすすぐ。

洗う時に気を付けるポイントは2つあります。

  • 擦ったり揉んだりするのは厳禁。
  • 温かいお湯で洗うと縮む可能性がある。

擦ったり揉んだりすると、生地が傷み毛羽立ちや毛玉の原因になってしまいます。
私も以前、アクリル製マフラーを洗濯したとき、強く擦って洗ってしまったことがあるんです。
摩擦のせいで、表面が毛羽立ってしまいました。汗
デリケートなカシミヤであれば、なおさら気を付けたいところですね!

実は私、使用する水の温度にも注意が必要ということは初めて知りました。
お風呂の残り湯を使う場合は、一度確認してからすると安心ですね。

脱水と干し方の手順

次に、脱水の手順を見ていきましょう。

  • 濡れているマフラーを4つ折りくらいに丁寧に折りたたむ。
  • 上から軽く押さえ水を絞る。
  • 何度か繰り返し、押しても水が出てこなくなったら、タオルで挟み水気を取っていく。

この時、手洗いの時と同様揉んだり強く絞ったりすると生地が傷む場合があるので、注意が必要ですね。

最後に干し方の手順です。

  • ハンガーにかけたり洗濯ばさみをとめず、平干しする。
  • 風通りの良い日陰で干す。

水を含んだ重みで伸びないよう、平干しすると安心ですよ。
洗いジワを伸ばし、広げて干しましょう。

一連の流れを見てみると、どの工程でも優しく丁寧に」扱うのが大事なポイントですね。
カシミヤ製マフラーの風合いを保つためには、これらの一手間すべてが大切になってきます。

カシミヤのマフラーでも、お家で洗えるものがあるというのは驚きました。
クリーニングに頼らず、お家でケアできるのは嬉しいですよね!

まとめ

  • カシミヤとはカシミヤ山羊の毛で、採取量の少なさ等から高級品とされている。
  • カシミヤは滑らかな肌触りや高い保湿性がある一方、毛玉ができやすい特徴がある。
  • 最低でも、衣替え前に1回は洗濯するのが良い。
  • 洗濯絵表示を見て、水洗い可能であればカシミヤ製でもお家洗いOK。
  • カシミヤはデリケートな素材なので、洗濯機より手洗いが良い。
  • 手洗いする際は、擦ったり揉んだりせず優しく丁寧に洗う。
  • 脱水は、雑巾のように絞らず優しく抑え、水を出すイメージ。
  • タオルで挟み水気がとれたら、風通しの良い日陰で平干しする。

デリケートなカシミヤ製のマフラーも、適切にお手入れして長く使っていきたいですね♪

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