ストールの洗濯はクリーニングに出すべき?家で手洗いじゃダメ!?

クリーニングと洗濯の違い

ファッションアイテムとして、防寒や冷房対策グッズとしても活躍するストール。
季節ごとのいろいろなストールを持っている方もいるのではないでしょうか。

洗濯はクリーニングに出そうか、家で洗濯をしようか迷ったことはありませんか?

ストールぐらいなら家でおしゃれ着洗剤を使えば大丈夫じゃない?

大きなものではないし、自宅でも洗濯しやすそうな気がしますよね。

私もそんな感覚でおしゃれ着洗い用洗剤を使って洗濯機で洗濯した結果…
なんだかヨレヨレ…ふわふわ感ゼロ!」使い古したストールのようになりました。

クリーニングで洗濯か、自宅で洗濯か。
それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します

ストールの洗濯はクリーニングに出すべき!メリットとデメリット

結論から言うと、ストールは「クリーニングに出した方がいい」ということです。
デリケートな素材を使用していることが多く、風合いを損ねやすいので失敗すると使用感や雰囲気がかなり変わってしまいます

また、首周りは汗をかきやすいので皮脂汚れや汗の匂いがつきやすく、どうしてもお化粧がついてしまうので汚れやすいのです。

マスクを外した時に「こんなに付くんだ!」と思ったこともあるんじゃないでしょうか。
また、ストールは顔に近い場所にあるので、花粉や埃がつくとアレルギーの原因となることもあるんです。

たしかに…

マスクについたファンデーションを見て、ギョっとすることある!

見た目だけではなく、快適に使用するためにはストールの汚れをしっかり落として清潔にしてあげることが大切です。

ただし、クリーニングへ出す際は洗濯表示のタグがないと断られてしまうこともあります。

私はストールの洗濯表示が見えると嫌なので、すぐに外して捨てていました。
外した時はどんな洗濯表示だったか覚えているつもりなんですが、洗うときにはすっかり忘れてしまい、適当に洗濯して失敗したこともあります。

外さないのが一番ですが、外したら後で確認できるように保管しておきましょう。

クリーニングで洗濯するメリット

しっかり汚れが取れて湿気が残らない

汚れや湿気をそのままにして保管すると虫食いやダメージの原因となり、黄ばみや変色が起きる可能性があります。
湿気は雑菌が増える原因にもなるのでシーズン終わりにクリーニングをしてから保管すると衛生的です。

特に落ちにくいシミがついてしまった時はプロにお任せしたいところ。
家での部分洗いは、つい擦りすぎたりしてダメージを与えてしまいがちなんですよね。

私は、家で使えるペンタイプの染み抜き剤を持っているので使用したことがあります。
トントン叩くようにと、書いてある使用方法のとおりやったつもりでしたが、「取れてくれ〜」という気持ちで力が入りすぎたのか、シミの部分だけ生地が伸びてしまいました

風合いが変わってしまったり、色落ちの心配がない

見た目の維持も重要ですが、直接肌に触れることが多いストールは肌触りも大事ですよね。

私はアトピー体質なので、毛羽立ちがひどかったりゴワゴワすると痒くなるので、肌触りは譲れないポイントなんです。

クリーニングで洗濯するデメリット

クリーニング代金がかかる

ストールのクリーニング代金の相場は、大きさや素材によっても違いますが大体600円〜1,000円程度です。
大きなサイズのものだと1,500円くらいは見込んでおいた方が良いでしょう。

次のシーズンからもずっと使い続けたいストールであれば、高くはないのかもしれません。

時間がかかる

店舗によっては2〜3日で仕上げてくれるところもあるようですが、平均的には1週間ほどかかります。
お店の状況によっても変動があるので、急ぎであれば事前に問い合わせて確認した方がいいですね。

私も今までけっこうな頻度で「それじゃ間に合わないよ〜」となることがありました。
現在は、スマホのスケジュール通知機能を利用して管理することでなんとかなっています。

お店が営業している間に持ち込まなければならない

夜遅い時間まで営業しているクリーニング店もあるようですが、仕事や子育てをしているとタイミングが合わずなかなか持っていけない、取りに行くのを忘れてしまった!という場合もありますよね。

そんな時は、自宅まで取りに来てくれる宅配クリーニングを利用すると便利です。

それでも家で洗いたい!おうちで洗濯するメリットとデメリット

お気に入りのストールに汚れが!!クリーニングに出したいけど、

このストールは明日の夜にどうしても使いたい。

「時間がない、お金がない、やっぱり家で洗濯したい!」という方へ。
まずは洗濯表示を確認しましょう。

桶マークがあるもは、自宅の洗濯機でも洗えるというマークです。
桶の中の数字は液温の上限、桶の下に引いてある横線は”なし〜2本線”まであり、線が多い方がよりデリケートな生地ということになります。

 

桶に手があるのは手洗いができるというマークですが、液温は40℃が上限です。
どちらも使用する洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使用しましょう。
洗浄力は高くはないものの、生地へのダメージは少ない洗剤です。

 

桶にバツのマークが表示にあったら家庭での洗濯不可ということです。

この表示があるときは、迷わずクリーニングに出すようにしてくださいね

他にも干し方やアイロンがけの方法などのマーク表示があるので、しっかりと確認しましょう。

自宅で手洗いするメリット

お金がかからない

1番の嬉しいメリットはやはり少ない費用で済むことです。
おしゃれ着洗い専用の洗剤は高価なものではありませんし、クリーニングに出す時と比べると、かなりコストを抑えられます。

私の場合、仮にクリーニング代が1,000円だとすると「ランチに1回行けるな」とか「子供の靴下買えるな」と考えてしまうんですよね。
少額とはいえ、出来るだけ出費は抑えたいものです。

洗いたいと思ったタイミングで洗濯ができる

クリーニング店へ依頼するとある程度の日数がかかります。

自宅で手洗いできるなら、汚れが気になったり、明日使いたいというときでも仕上がり日数を気にしなくて良いのは嬉しいところです。

「思い立ったが吉日」派の私にとってこれは重要ポイント!
本当の理由は忘れっぽいので「忘れないうちにやっておきたい」のが本音なんですよね。

自宅で手洗いするデメリット

失敗するリスクがある
洗濯方法を誤ると、色褪せたり縮んでしまったり風合いが損なわれることがあります。
表示通りに洗濯したつもりでも、洗濯表示の内容通りに洗うのは意外と難しいもの。

桶マークがついてるから「洗濯機で洗える!」と思って洗ってみたものの、風合いが変わってしまったり、毛羽立ってしまったということもよく聞きます。
また、汚れを落とす為にはぬるま湯で洗った方が効果的ですが、温度を高くしすぎると縮みなどの原因になったりけっこう神経使うんですよね。

私が一番「やらなきゃよかった」と思ったのは、フリンジが付いているストールです。
フリンジの部分が絡まり、乾いた後に櫛でほぐすとバサバサ…可愛いポイントだったのでショックでした。

手間と時間がかかる

デリケートな生地は摩擦によるダメージが起きやすいもの。
とにかくやさしく扱わなければならないので、手間がかかります。

洗濯機で洗えるものでも手洗いの方が失敗は少なそうですが、すすぎ残しがないように洗って形崩れしないように干すというのは、かなりの労力なんですよね。

それでも「香りが気に入っている柔軟剤じゃないとイヤだから」という理由で家で洗う、という友人もいます。

汚れを落としきれないことがある

おしゃれ着洗い専用の洗剤は中性なので生地にはやさしいのですが、通常の洗濯洗剤のような洗浄力は望めません。

また、つけ置きをした方が汚れは落ちますが、つけ置きのしすぎは色落ちの原因になることもあるので注意が必要です。

まとめ

ずっと使いたいお気に入りや、少々お高めなストールはクリーニングを利用する方がメリットがありそうですね。

  • 生地の色や風合いを維持したいならクリーニングを利用するのが安心
  • 汚れをしっかり落としてから保管することで長持ちさせることができる
  • 素材によっては家で洗えないものがある
  • 家で洗濯をする際は洗濯表示通りに洗わないと生地を痛めてしまう
  • 家での洗濯で使用するおしゃれ着洗い洗剤では汚れが落ちないことがある

私はたくさんストールを持っているので、さすがに全部クリーニングに出すとなると、ものすごい出費です。
そのため、大切なものや装飾が付いているストールはシーズン終わりにクリーニングに出しますが、洗濯できるものはできるだけ家で洗濯しています。

大切なストールをいつまでも気持ちよく使うためにも、素材や自分にあった洗濯方法を見つけてくださいね。

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