子供たちの大型連休に合わせて家族旅行を計画しているあなた。
今年は家族でキャンプなんて、いかがでしょう?
近年、風通しがよい環境下でのレジャーに注目が集まり、キャンプをする人が増えているそうなんです。
いつもと違う環境に子供たちは大喜び!
汗だく、びしょ濡れになっても、シャワーや温泉があるキャンプ場なら安心です。
しかし、困るのが汚れた衣類なんですよね。
連泊キャンプの場合は、特に洗濯物がどんどん溜まりそう(泣)
そして、その分の着替えも要りますよね。
そこでオススメするのがキャンプ場での洗濯です。
キャンプ場で洗濯することで、出発前の準備と帰宅後の片付けが楽になりますよ。
キャンプ場で洗濯する利点は?
のんびりしようと思ってたのにキャンプ場でも洗濯!?
バーベキューの準備に片付けもあるのに(涙)
ホントにお母さんって大変ですよね。
出掛けた時ぐらい、家事から解放してほしいと私も切に思います。
ということで、キャンプ場で洗濯するメリットをお話しする前に、大きなデメリットをお知らせしなくてはなりません。
旦那さんがドンドン動く人で手分けできるのなら負担も減りますが、そうでない人もいるのではないでしょうか?
ウチなんか「バーベキューの準備出来たら起こして」とか言って寝てますからね(怒)
このデメリットに勝るようなメリットがなくては、やる気も起きないと思います。
それでは、キャンプ場で洗濯するメリットです。
キャンプ場って山や川など自然に囲まれた環境ですよね。
子供たちは川で遊んでいてズブ濡れになったり、山で走り回って汗だく泥だらけなんてことも。
後はバーベキューでの食べこぼしや炭汚れも衣服に付いたりしちゃいます。
このようにキャンプ場では、いつも以上に衣類を汚すタイミングがあります。
そのため、着替えは多めに持っていくのではないでしょうか?
特に連泊キャンプの場合、子供たちと自分と旦那それぞれに多めに着替えを持つとしたら大変な荷物になります。
キャンプ場で洗濯することで、その荷物を減らせたら準備も楽になります。
とはいえ、やっぱり「こんな時に黙々と洗濯なんて・・」って私なら思っちゃいそう。
そんなときは子供たちを洗濯作業に誘ってみましょう。
せっかくの休日、家族のふれあい時間は多いほどいいですよね。
初めての経験に子供たちは興味津々、楽しんで洗濯してくれる可能性大です。
気に入ったら、また次もしようねって言ってくれるかも。
また、楽しいキャンプも終わってからが大変です。
帰宅したら子供たちや旦那は疲れて寝てしまっても、疲れた体で片付けや次の日の準備をしたりするんじゃないですか?
そんなときに洗濯物を少しでも減らせていたら、楽になるのではと思います。
後は、早めに洗濯することで帰ってからするより汚れ落ちが良くなるという利点もありますよ。
キャンプ場で洗濯してみよう!
それでは、出発前の準備と帰宅後の片付けを楽にするために、キャンプ場で洗濯をしてみましょう。
お家にあるビニール袋でも出来ますが、洗濯する用の袋というアイテムも販売されています。
それぞれの使い方など紹介しますね。
ビニール袋を使った洗濯方法
ビニール袋はご家庭にあるもので大丈夫ですが、袋の上からモミモミするので破れにくい丈夫なものが良いでしょう。
それでは、洗濯の手順です。
- ビニール袋に洗濯物、洗剤、水を入れて洗剤と水が混ざるように揉みこむ
- しばらく浸け置く
- 優しく押し洗いしてから水を入れ替える
- 3を水がキレイになるまで繰り返してすすぐ
お湯が使える場合は、ぬるま湯を使うと汚れ落ちが良くなりますよ。
浸け置き時間は10分~20分くらい。
30分以上の浸け置きは衣類に負担をかける場合があるので気を付けましょう。
私は他のことしてると、すぐ忘れちゃうんでスマホのタイマーかけてます。
洗濯が終わったら次は脱水をしましょう。
- 洗濯物の水分をポタポタ落ちない程度に切っておく
- バスタオルを広げて、その上に洗濯物を置く
- バスタオルを洗濯物を挟んだままクルクル巻く
- 上から押さえたり叩いたりして洗濯物の水分をバスタオルに移す
脱水が終わったら、後は干す作業です。
干し方は、この後の見出しで紹介しているので参考にしてくださいね。
キャンプ場での洗濯に便利!おすすめアイテム
キャンプ場で洗濯するのに便利なアイテムが販売されています。
洗濯袋の使い方はビニール袋を使う場合とほぼ同じですが、こちらは洗濯や脱水に特化した商品なので効果が抜群なんですよ。
スクラバウォッシュバッグ
スクラバウォッシュバッグは世界最小の洗濯機。
わずか3分で洗濯機のような洗いあがりなんですって。
汚れを落とすカギはバッグに内蔵された弾力性のある洗濯板です。
他にも洗浄力を上げる工夫がされた商品なんです。
ビニール袋にはない特徴はこちら。
- 袋の内側に付いたブツブツの突起が汚れ落ちに威力を発揮する。
- 空気栓を開けて中の空気を抜くことにより、より効率的に洗える。
- 使い方がバッグの表面にプリントされている。
普通のビニール袋では汚れを浮かすために浸け置きが必要ですが、こちらを使うと3分のモミモミ時間だけでOKです。
洗濯が終わったらすすぎです。
バッグの水を入れ替えながらのすすぎでもOKですが、丈夫なバッグなので蛇口から流水ですすぐこともできます。
すすぎが終わったら、洗濯物と一緒にバックも干しましょう。
適切にお手入れすると長く使えるそうですよ。
スクラバウォッシュドライキット
スクラバウォッシュバッグにスクラバトラベルタオルと洗濯ロープがセットになった商品もあります。
スクラバトラベルタオルは衣類の脱水に最適な速乾タオルです。
スクラバウォッシュバッグで洗った洗濯物の脱水はもちろん、体を拭くなど普通のタオルとしても使えますよ。
洗濯物の脱水に特化して作られているので、しっかり脱水ができて乾燥時間の短縮に威力を発揮するんですって。
137×64㎝と大きめのバスタオルと同じサイズですが、170gと軽量です。
付属の洗濯ロープは先にフックが付いていて固定に便利。
さらに、衣類干し用のハンガーもセットされている完璧な外出時のお洗濯キットなんです。
キャンプ場での洗濯に便利なロープの選び方
洗濯工程も最終段階、洗濯物を干しましょう。
家では洗濯干し場は大体決まっていると思いますが、キャンプ場では洗濯干し場を作る所からしなくてはなりません。
キャンプ場には木がたくさんある場合が多いので、木と木の間にロープを張って洗濯干し場が作れます。
また、テントのキャノピー(入り口部分のひさし)の上部と木の間にロープを張るのもいいでしょう。
ここで、洗濯ロープの選び方のポイントです。
- ロープが届かないと張れないので5メートル以上の長さのロープが安心。
- 先にフックが付いているものが固定に便利。
- ロープに穴が開いていたらハンガーを掛けることも出来て便利。
キャンプ場の空間は思いのほか広いです。
念のため5メートル以上の長さのロープにした方が安心ですよ。
先にフックが付いていたら、ちょうど良いところへ引っ掛けたり木に巻き付けて引っ掛けて固定することもできます。
また、木に巻き付けるときに当て布があると便利。
当て布の上から巻くと、しっかり固定できる上に摩擦で木やロープが傷つくのを防ぐ効果もあります。
後は、ロープに穴が開いていたらハンガーを掛けておいても落ちる心配がありません。
そんな穴の開いた便利なロープを紹介しますね。
物干し洗濯紐デイジーチェーンはロープの部分が、はしご状になっていて先にフックも付いている便利な洗濯ロープ。
5メートル、8メートル、10メートルと長さも選べます。
はしご状の開いたところにハンガーを掛けたり、何かを吊るしたりも出来ます。
ランタンを吊るしたりするのにも使えますね。
このロープは結構便利で、私は家でも物干し竿受けに引っ掛けて使っているんですよ。
洗濯ロープが張れたら洗濯物を干していきます。
洗濯物の間を10㎝程度開けたり、アーチ干し(長くて乾きにくい物を外側にする)にすることで早く乾かせますよ。
キャンプ場での洗濯に使う洗剤は?
キャンプ場で洗濯に使う洗剤はいつもの洗剤でいいのでしょうか?
キャンプ場で洗濯する場合、自力で揉んだり振ったりして洗剤を溶かします。
なので、粉洗剤より液体洗剤の方が溶けやすく使いやすいです。
またキャンプ場で洗濯をするときには、河川や土壌を排水で汚さない様に配慮が必要。
新しいキャンプ場は汚水処理施設が整っていたりもしますが、簡易的な浄水設備のキャンプ場もあります。
その場合、洗剤が川や土壌に流れ込む可能性があるので、自然分解しやすい天然成分の洗剤を使うのがベストです。
キャンプで使いやすい天然成分の洗剤はこちら。
ヤシノミ洗剤は植物原料ヤシノミ100%。
手肌に優しく地球にも優しい洗剤です。
使用後の排水は、微生物によって分解されて土壌や河川にかえるんですって。
キャンプ用には小分けのボトルで必要なだけ持っていくといいですよね。
まとめ
キャンプ場で洗濯することによって、キャンプの準備や片付けが楽になります。
みんなで洗濯することで家族の思い出も増えたらいいですね。
それでは、キャンプ場で洗濯する利点についてまとめました。
- キャンプに持っていく荷物を減らすことが出来る。
- キャンプから帰った後の片付けが楽になる。
- 一緒に作業することで子供たちの思い出が増える。
- 子供と一緒に作業することで、お母さんも楽しく洗濯できる。
- 屋外での洗濯に適したグッズを使えば、快適に洗濯が出来る。
家族の思い出作りのためにも、キャンプ場での洗濯に挑戦してみませんか?