子どもって、とにかく色んなものを汚します。
それが服やおもちゃなら簡単に洗えますが、チャイルドシートだったら…。
なんだかいかにも洗いにくそうで、気が滅入りますよね。
子どもがいきなり吐いちゃった…
嘔吐やお漏らしは、子どもにはよくあること。
私も、息子が赤ちゃんの頃、家に着くとウンチが背中漏れしていたことがありました。
もちろんチャイルドシートも汚れていて、さすがに半泣き…。
こんな時、簡単にチャイルドシートを洗濯する方法があったら、すごく便利ですよね?
実はチャイルドシートって、思っているより手軽に洗濯できるんです!
今回は、チャイルドシートを簡単に洗濯するクリーニング方法を、ご紹介します。
チャイルドシートは本当に手洗いしかできない?
洗濯する手段として主に、洗濯機と手洗いがあります。
しかしここは、できれば洗濯機を使いたいですよね。
でも、チャイルドシートって複雑そうだし、手洗いしかできないんじゃないの?
そんなことはないんです。
チャイルドシートには、洗濯機で洗える物もあるんですよ!
しかし中には素材によって、水洗いすると生地が劣化してしまうものもあります。
チャイルドシートの説明書をよく読んで、可能なお手入れ方法を確認しましょう。
もちろん洗濯機で洗えるものでも、手洗いの方が布に優しく、形崩れもしにくいので、時間と気力が許せば手洗いがよいでしょう。
ただ今回は、私のようなズボラママさんが重い腰を上げてチャイルドシートの洗濯に立ち向かえるよう、簡単に手軽にできるクリーニング法をご紹介したい!
そこで、あえて洗濯機を使った方法を提案しますね。
チャイルドシートを洗濯機でクリーニングする方法
実際にチャイルドシートを洗濯していきましょう。
洗濯機を使っても難しいように感じますが、大丈夫です。
7つのステップを踏んでいけば、チャイルドシートはピカピカになりますよ!
まずは用意するものです。
- チャイルドシートの説明書
- 掃除機
- 雑巾やタオル
- シミ取り用の専用洗剤
- 洗濯ネット
- 洗濯用洗剤
- 洗濯機
- ピンチハンガー
どれもお家にあるものや、簡単に手に入るものだと思います。
用意が出来たら、早速取りかかりましょう!
外せる部品を分解する
チャイルドシートの、カバー部分や保護マットを取り外します。
製品によって取り外せる部分は変わってきますので、これも説明書をよく読んで、確認しながら外しましょうね。
この時に大切なことが1つ。
何が、どこのパーツなのか分かる様に、動画か写真を撮っておいて下さい。
これを忘れてしまうと、最後に洗ったパーツ達を取り付ける時、悲惨なことになります。
私も昔、洗濯しようと思い立って、目に付いたところからパーツを剥がしていったことがあります。
最後の最後で、一体何がどこにどんな風に付いていたのか、さっぱり分からなくなり、またまた半泣きになりました。
未来の自分の為にも、ちゃんと記録は取っておきましょう。
カバー類の予洗いをする
最初に取り外したカバー類の、汚れがひどい部分を水で軽く手洗いします。
余裕があれば、シミ取り用の専用洗剤をかけ、歯ブラシでこすったり、手でもみ洗いしましょう。
吐いた時など汚物が付いている場合も、このタイミングでしっかり取り除き、水である程度洗い流しておきます。
結局、手洗いするの⁉︎
と、思った方、落ち着いてください。
予洗いなので、軽く水で洗い流すだけで大丈夫です。
汚れが付いたそのままの状態で洗濯機に入れても、汚れが落ちきらなかったり、匂いが残る原因になるんです。
私は実際、息子のお漏らしした服を、面倒臭くて予洗いなしで洗濯機に放り込んだことがあります。
洗濯が終わって洗濯機を開けたら、凄まじいアンモニア臭が…!
それからは絶対に、汚れには予洗いするようになりました。
ちょっと面倒くさいけど、ここはサボらず頑張りましょう!
洗濯機で洗う
いよいよ洗濯機の登場です。
カバー類を一つ一つネットに入れてから、洗濯機でいつも通り洗濯します。
洗剤は、液体洗剤がよく溶けるので使いやすいです。
粉末洗剤でも構いませんが、洗剤の溶け残りがくぼみなどに入り込むので、避けた方がよりよいでしょう。
スポンジやクッションをきれいにする
カバー類を洗濯している間に、スポンジやクッションをお手入れします。
この部分は洗濯機では洗えないので、しっかりクリーニングしたい場合は、手洗いしましょう。
ただ、手軽に済ませたい場合には、掃除機で汚れやゴミを吸い取るだけでOKです。
仕上げに除菌スプレーを吹きかければ、なお清潔です。
スポンジが裂けたりボロボロになっている時も、同じように手洗いせず、掃除機で済ませて下さい。
本体の手入れ
プラスチックの本体部分は、雑巾やタオルで汚れを拭き取ります。
水拭きの後に乾拭きをしておくと、湿気でかびる心配もありません。
アルコールなどの除菌スプレーをしておけば、完璧でしょう。
食べカスなどのゴミが溜まっている時は、掃除機で吸い取って下さい。
しっかり乾かす
洗い終わったら、乾燥させます。
風通しがよく、日陰になっている場所に干しておきましょう。
ここでよく乾かさないと、カビやニオイの原因になります。
早く終わらせたいから、乾燥機にかけてもいいかな?
乾燥機でカラッと乾かしたい…その気持ちはよく分かりますが、やめましょう。
乾燥機を使うと、材質によっては生地が縮んでしまい、取り付けられなくなります。
焦らず、日陰で干しましょうね。
本体に取り付ける
ここまで来れば、もうあと一息です!
きれいにしたチャイルドシート本体に、洗濯したカバー類、そしてお手入れしたスポンジやクッションを取り付けていきましょう。
外すのは簡単でも、取り付けはなかなか難しく感じるかもしれません。
でも大丈夫。
取り外しの時に撮っておいた写真や動画を見ながら取り付ければ、スムーズに作業ができますよ。
それに一度経験しておけば、次からはもっと手際良く取り付けできるようになるでしょう。
今よりお手入れを簡単にするためにおすすめしたいこと!
簡単にできるチャイルドシートのクリーニング法をご紹介しました。
他にも、お手入れを簡単にする方法ないのかな?
洗濯機を使うと簡単にクリーニングできることが分りましたね。
しかし、やっぱり今よりお手入れを簡単にしたいですよね。
そこで、普段からできる手軽な対策と、将来を見据えておすすめしたいことがあります。
早速、見ていきましょう!
カバーを取り付ける
チャイルドシートに、専用のマット状のカバーを取り付ける方法です。
ベビーカーシートという商品名で販売されています。
名前の通り、ベビーカーに使用する物ですが、チャイルドシートにも使用可能です。
また、背中まで覆われているタイプもあれば、お漏らし対策のためにお尻の部分のみのタイプもあり、子どもの成長に合わせて選べます。
シートの部分だけでなく、取り外しが難しいベルト部分には、ベルトカバーを取り付けておけば、よりお手入れしやすくなるでしょう。
こちらも、マルチベルトカバーという商品名で販売されていますよ。
これなら、こまめに洗濯できるかも!
私ももうあと数年早く、このグッズに出会いたかった…と心の底から思いました。
ウンチ漏れで半泣きになっていたあの時の私に、そっと手渡してあげたいです。
お手入れ簡単なチャイルドシートを買う
チャイルドシートは0歳から6歳まで、推奨されている年齢だともっと長く使うことになります。
そのため、チャイルドシートからジュニアシートへ買い換えるのが一般的です。
そのタイミングで、お手入れしやすいチャイルドシートに買い替えるのも一つの手です。
数多くのチャイルドシートが売られていますが、中にはお手入れがしやすい物もあります。
取り外しやすかったり、丸洗いができたり。
それだけでお手入れのハードルはグッと下がりますよね。
幼稚園生や小学生になれば、さすがにそこまで汚れないんじゃない?
確かに、買い替えるほど成長すれば、赤ちゃんのようによだれや吐き戻しで汚す心配はないかもしれません。
しかし、食べこぼしや靴の汚れが付いたり、大きくなったらそれはそれで違う汚れが増えるんです。
私の息子も年中さんになりましたが、泥の付いた靴でチャイルドシートに上がったり、お菓子をこぼしたり…。
まだまだ汚しまくります。
チャイルドシートを使っている限り、お手入れしやすいに越したことはありません。
買い替えを検討する場合は、お手入れのしやすさもチャイルドシート選びのポイントにしてみましょう。
まとめ
- チャイルドシートの中には、洗濯機で洗えるものもある
- パーツを取り外す前には、取り付ける時に悩まないために、写真か動画を撮っておこう
- カバー類は、予洗いして汚れを落としておこう
- 洗濯機で洗う時には、ネットに入れて、液体洗剤で洗うのがおすすめ
- 中に入っているスポンジやクッションは、掃除機で吸うだけでOK!
- 本体のプラスチックの部分は、水拭きした後に乾拭きしてカビを防ごう
- 乾燥機は生地が縮んでしまうので、風通しのよい日陰で干そう
- もっと楽に洗濯したい時は、カバーをするのがおすすめ
- もし買い替えがあるなら、お手入れしやすいチャイルドシートを買う方法も
チャイルドシートの洗濯、思っていたより手軽ではありませんか?
洗濯自体が難しくても、便利なグッズを利用すれば、お手入れはグッと楽になります。
チャイルドシートの洗濯は簡単に済ませて、余った時間を自分や家族の為に使いましょう!