一人暮らしの方であれば、1Kやワンルームの賃貸に住む人が多いと思います。
このような間取りのお部屋は室内もベランダも狭くて、洗濯物を干すスペースを確保するのに苦労している方が多いようです。
また、洗濯物を外に干したくても、常に天気に恵まれるとは限らないですよね。
ベランダに干すときは、何を使ったらいいいんだろう?
雨の日は部屋干ししたいけど、部屋が狭くてスペースがないよ〜!
私自身一人暮らしを始めたときは、洗濯物をどこに干してもスペースに余裕がなくてイライラ、お部屋でくつろいでいるときも部屋干ししていると何となくリラックスできない…そんな時期がありました。
今回は、狭いお部屋でも快適に過ごせるように、空間を有効活用して洗濯物を干せる便利な物干しやグッズをご紹介します!
これからお部屋を借りる方や、今お部屋が狭くて困ってる!という方は、ぜひご覧ください♪
やっぱり洗濯物は外に干したい!狭いベランダにも置ける物干しをご紹介♪
一人暮らしのお部屋は狭いですし、やっぱり外干しの方が部屋干しよりしっかりと洗濯物が乾いてくれるので、できることならベランダで外干ししたいですよね。
お日様に当てて乾かした洗濯物って、いい匂いするよね~♪
まずは、ベランダに洗濯物を干すのに必要なものを確認しましょう。
どちらか一つはないと困るのですが、それぞれの特徴を知って自分に合うものを選ぶとよいでしょう。
- 物干し竿
- 物干しスタンド
物干し竿
賃貸のお部屋の大半には、ベランダに物干し竿受けが備え付けられています。
最低限、物干し竿があればこの物干し竿受けに取り付けるだけで洗濯物を干せちゃいます。
まれに古い物件だとない場合もあるようなので、実際に物干し竿受けを見て確認してから用意するのがおすすめです。
また、物干し竿受けにも色んなタイプがあります。
たっぷり干すために2本買ったけど、洗濯物どうしが干渉して結局1本しか使えなかった…というケースもありますので、どんなタイプであるかもチェックした方がよいでしょう。
物干し竿は紫外線や雨風といったダメージにさらされるので、それを考慮するとオールステンレス製で丈夫なものを選ぶべきです。
ハンガー掛け付きタイプならハンガーが風で移動しないので、洗濯物を等間隔に干すことができますよ♪
画像元:オールステンレス物干し竿(ハンガー掛付き) N-ASU-260H|アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式通販サイト
物干しスタンド
備え付けの物干し竿受けが使いにくい!とか、物干し竿だけじゃ物足りない!という場合は、物干しスタンドを買うと自分に合った干し方をしやすくなります。
ただ、物干しスタンドは本当にたくさん種類があって、どれを選べばいいのか迷っちゃいますよね。
外干し用の物干しスタンドを選ぶときの最重要ポイントは「丈夫さ」です。
すぐに錆びてしまったり、風や洗濯物の重みで倒れてしまったりしないよう、ステンレス製で重量がしっかりあるタイプを選びましょう。
サイズ調整ができるタイプなら、一人暮らしの方でも使いやすくおすすめです♪
時には部屋干しも必要。一人暮らしのお部屋で向いている場所はどこ?
外干しでカラっと洗濯物を乾かしたくても、雨が降っている日や花粉のシーズンはどうしても部屋干しに頼らざるを得ません。
しかし、一人暮らしのお部屋は狭いので、洗濯物が邪魔になりがちです。
乾きやすさやスペース確保のしやすさを総合して、どこが部屋干しに向いているのか5点満点で評価してみました。
- リビング ★★★★
- 浴室 ★★★★★
- 洗面所 ★★★
- キッチン ★★★
- 玄関 ★
リビング
評価:★★★★
「洗濯物の部屋干しをする場所」と聞いて、一番初めに思いつくのはリビングだと思います。
お部屋の中でも一番広くてスペースを確保しやすいので、部屋干しに向いているといえます。
ただし、1Kやワンルームだと食事や睡眠などの生活空間でもあるので、邪魔にならないような工夫が必要になります。
浴室
評価:★★★★★
浴室はリビングで過ごすときに邪魔にならないので、一番おすすめです!
でも、湿度が高くてあんまり乾かなさそう…
そう思うかもしれませんが、実は浴室って換気しやすくて洗濯物を乾かしやすいスペースなんです。
浴室内でのカビの発生を防止するため、換気機能は必ずと言っていいほど付いています。
また、窓付きの浴室なら窓を開けることで湿気を外に逃がすこともできますね。
浴室乾燥機能付きなら、洗濯物を乾かしながら浴室内もしっかり乾燥できるので一石二鳥です♪
洗面所
評価:★★★
洗面所はスペースが狭いことが多いので大きい物は干せませんが、下着やハンカチ類など小さい物なら十分干すことができます。
壁と壁の間の距離が短いので、突っ張り棒も取り付けやすいことが多いです。
私は洗濯機スペースの上に突っ張り棒を取り付けてハンカチや靴下を干しています♪
キッチン
評価:★★★
意外に思われるかもしれませんが、実はキッチンも部屋干しに向いている場所です。
料理の匂いが付いたりしないの?
と気になりますが、料理をした直後でなければ心配する必要はありません。
キッチンにも必ず換気扇が付いているので、洗濯物を乾かすのに重要な「換気」をしやすい条件が整っているんです!
こちらもそんなにスペースが広くはないので、小物を干すのに利用するとよいでしょう。
玄関
評価:★
キッチンがいいなら玄関もいけるんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、玄関で洗濯物を干すのはおすすめできません。
乾く乾かない以前に、玄関に干すとお部屋を出入りするときに外から丸見えになってしまいます…。
どんなにスペースがない場合でも、玄関からは見えない所に干すよう心がけてくださいね。
部屋干しなら何を使う?場所別におすすめの商品をご紹介!
部屋干しをするためには、物干しスタンドなどのグッズが必要になります。
でも、物干しスタンドって場所取るよね…一人暮らしの部屋に置けるの?
そう思ったあなた!
実は、物干しスタンドはコンパクトなサイズも充実しており、それ以外にも部屋干しで使える便利なグッズは色々あるんですよ!
私も知らなかった、目からウロコの商品もあるので、こんなものあるんだ~!と面白く見ていただけると思います♪
空間を有効活用するため、場所別に最適な商品をご紹介します♪
リビング向けの商品
まずは、リビング向けの商品として、以下の5点をご紹介します。
- 物干しスタンド
- 突っ張り式スタンド
- 窓枠用突っ張り物干し
- エアコンハンガー
- 鴨居フック
それでは順番に見ていきましょう!
物干しスタンド
まずは王道、物干しスタンドをご紹介します。
これだけ買ってお部屋に置けば、後はハンガーを吊るすだけなのでとても便利ですよね!
コンパクトに折り畳めるタイプなら使わないときに収納できて便利です。
また、キャスター付きなら使うときだけ取り出すのもラクラクで、室内用におすすめです!
突っ張り式スタンド
続いて、縦に突っ張る形式のスタンドをご紹介します。
何と言っても利点は、床と天井さえあればどこにでも設置できるところです!
基本的に場所を選ばないので、物干しスタンドより邪魔になりにくいという特徴があります。
窓枠用突っ張り物干し
こちらも同様に突っ張り式ですが、スタンド式と違い窓枠を使って横向きに取り付けるタイプになります。
窓の近くは日当たりのよさも期待でき、洗濯物を干すには適しています。
ただし、外干しでベランダに出る機会の多い方にとっては邪魔になりやすいのであまり向いていません。
エアコンハンガー
エアコンハンガーは文字通りエアコンに吊り下げるタイプのハンガーで、最近人気が上昇しているそうです。
私も今まで知らなかったのですが、このご時世エアコンのないお部屋はほとんどないので、お部屋を選ばず設置できて便利ですよね!
エアコンの近くは空気が循環しやすいので比較的早く洗濯物を乾かすことができます。
重い物を干すとエアコンの故障の原因となりますので気をつけましょう!
画像元:
鴨居フック
鴨居フックは扉の上部(すなわち鴨居)に取り付ける物干し竿受けで、物干し竿とセットで使用します。
実は私も鴨居フックを使っていて、部屋を広々と使えて便利だな〜と実感しています!
物干しスタンドはもちろんですが、突っ張り式スタンドでもやはり床の上に設置することになるので、思ったより邪魔かも…と感じる人もいるようです。
鴨居フックを使えば、床に何も置かなくて済むので狭苦しい感じがしないんです!
突っ張れる場所がない!というお部屋でも、鴨居さえあれば設置可能です。
逆に設置できる鴨居がない場合もありますが、お部屋次第では突っ張り式よりも使いやすいので比べてみてくださいね。
商品情報:商品紹介|コモライフ株式会社
画像元:Amazon
※同じ使用方法で、部屋に物干し竿を設置するための吊材がある物件もあります。お部屋を借りるときは事前にチェックするとよいでしょう。
リビング以外の場所に向いている商品
続いて、リビング以外の狭い場所に向いている商品をご紹介します。
- タオルスタンド
- 突っ張り棒
物干しスタンドなどが置けない場所にも置くことができる商品だけを集めました!
タオルスタンド
リビング以外の狭い場所に干すときは、よりコンパクトなサイズのスタンドが便利です。
タオルスタンドなら、フェイスタオルなどの小物を干すのにぴったりです♪
お部屋で過ごすときは浴室やキッチンに干しっぱなしにして、お風呂や料理のときにはぱぱっと片づけられるのでストレスフリーで使えます!
突っ張り棒
突っ張り棒は、狭い場所ほど壁と壁の間の距離が短く、取り付けが簡単です!
100均でも色んな長さを取り扱っていて、小物なら耐荷重もほとんど問題にならないので十分です。
100均の突っ張り棒は、ほとんどが「バネ式」というタイプで、くるくると回転して長さを調節します。
取り付けたい場所よりも少し長めに調節して、押し込みながら取り付けるのが正しいやり方です!
勘違いしている方がとても多いらしいのですが、実は私もかつては短めに調節して伸ばしながら取り付けるという間違ったやり方をしてしまっていました…。
ですが、正しい取り付け方を知ってからは、突っ張り棒が落ちてしまったことは一度もありません!
詳しいやり方は次の動画でご確認ください♪
まとめ
今回は、一人暮らしの方の洗濯に便利な物干しやグッズをご紹介しました。
- 外干し用の物干し竿や物干しスタンドは丈夫さが命。一人暮らしならサイズ調整できるタイプがおすすめ。
- 部屋干しする場所は、リビングや浴室がおすすめ。
- キッチンや洗面所でも小物なら干せる。
- リビングにはキャスター付き物干しスタンドが便利。
- 突っ張り式スタンドや窓枠用突っ張り物干しは、うまく設置できる間取りなら物干しスタンドより省スペースになる。
- エアコンハンガーや鴨居フックは、床に置かないタイプなので空間を有効活用でき、邪魔になりにくい。
- リビング以外の狭いスペースには、よりコンパクトなタオルスタンドや100均の突っ張り棒がぴったり。
これらのポイントを押さえれば、一人暮らしの狭いお部屋でも快適に洗濯物を干せますね♪
どこに干したらいいの〜!?と悩んでいるあなたも、ご紹介した商品を試してみてください!