近ごろ「ネットクリーニング」という言葉をよく耳にしませんか?
あらゆる物がインターネットで注文できるこの時代、クリーニングもスマホ一つでできちゃいます!
ネットクリーニングに興味があるけど、店舗クリーニングと何が違うのかな?
ネットクリーニングは店舗クリーニングと違って直接店員さんと会うことがありません。
どこまでサービスしてもらえるのか、使い勝手はどうなのかなど、利用したことのない方には不安が尽きませんね。
私も初めてネットクリーニングにお願いした時は、無事に服が戻ってくるか心配でとてもドキドキしました(笑)
そこで今回は、ネットクリーニングを利用するか迷っている方に向けて、ネットクリーニングと店舗クリーニングの違いをわかりやすくご紹介します。
早速見ていきましょう!
店舗クリーニングの特徴
まずはお馴染み、店舗クリーニングの特徴をおさらいしましょう!
- 直接店舗に出向いて注文する
- お店の人と直接やり取りできる
- 衣類の品目によって値段が異なる
- 衣類1点から対応してもらえる
言わずもがな、衣類を自分で持ち込んで注文するのが店舗クリーニングの大きな特徴です。
クリーニングの知識がある店員さんに対して、気になる箇所を見せながら「ここのシミが~」と細かく伝えられるのが便利ですよね!
私の行きつけのクリーニング店の顔馴染みの店員さんは、「この服はこの洗い方が良いですよ」とアドバイスしてくださることもあります。
こういった細やかな気遣いは、店舗クリーニングならではですね!
ネットクリーニングの特徴
対して、気になるネットクリーニングの特徴は以下の通りです。
- インターネットで注文する
- 衣類の受け渡しがすべて宅配で完結する
- 衣類の保管サービスを行っている業者が多い
- 注文当日や翌日に受け取ることはできない
スマホ一つで注文できて、家から一歩も出る必要がないのが魅力的!
多忙でお店の空いている時間に行けない方でも、思いついた時に気軽に利用できます。
ただし、店舗クリーニングのように1日で仕上げてもらうことはできないので、注意が必要です。
衣類を業者に渡すのにも受け取るのにも宅配を挟むので、最短コースでも1週間近くかかってしまいます。
また、多くのネットクリーニング業者は保管サービスを設けています。
私もコートやセーターなどのかさばる服を半年預かってもらいましたが、クローゼットが広くなって快適でしたよ!
ネットクリーニングならではのサービスなので、収納スペースにお困りの方は検討の価値ありです。
ネットクリーニングは手軽で便利!
上記の比較からもわかる通り、お手軽さ・気軽さ・便利さではネットクリーニングに軍配が上がります。
衣類一枚一枚は薄く軽くても、たくさん集まれば結構な重量になりますよね。
私の家には車がないので、特に冬物のセーターやコートを自力でクリーニング店にもって行くのにはとても苦労します……。
その点、ネットクリーニングならとても快適!
クリーニングに出したい衣類を専用の箱や袋に詰めて玄関先に持って行けば、あとは宅配業者さんが持って行ってくれます。
一人暮らしの女性や力の弱い高齢者でも、気軽に利用できますね。
また、クリーニングが終わった衣類は玄関先まで配達してくれるので、仕事や家事で忙しい方にもとても便利です。
値段設定の違いに注意!
店舗クリーニングは品目別に料金が設定されていますが、ネットクリーニングは多くの業者が「パック料金」を採用しています。
「衣類10点で〇〇円」という料金方式ですね。
料金体系がかなり異なるので、一概に「こっちのほうが安い」とは言い難いですね。
比較的クリーニング料金の安いシャツなどを多く注文する場合や、お願いする衣類の数が少ない場合は、店舗クリーニングの方が安いかもしれません。
他方で、スーツやコートなど値段の高い衣類を注文する場合や、衣類の数が多い場合はネットクリーニングの方が安くなったりします。
ちなみに私は、冬物はコートやジャケットが多いのでネットクリーニングを利用し、夏物はブラウスやスカートが多いため店舗に持って行っています。
クリーニングしたい衣類の状況に合わせて判断してくださいね!
また、店舗クリーニングは洗い方の選択肢が豊富で、それによっても料金が変わってきます。
一方、ネットクリーニングは洗い方のバリエーションは少なく、代わりに料金設定がシンプルで分かりやすい印象です。
基本料金での仕上がり具合に大差はありませんが、より丁寧さを求めるか、安さを求めるかによっても選び方は変わってきそうですね。
トラブル時の対応は店舗クリーニングが安心
口コミなどを確認して優良なネットクリーニング業者をしっかり選べば、大きなトラブルが起きる可能性はまずありません。
とはいえ、万が一トラブルが発生した場合、ネットクリーニングには店舗クリーニングにはない問題点が有り得ます。
例えば、上下セットで1点だと思ってクリーニングを依頼したのに、業者にはそれぞれ別の衣類として2点と数えられていた、なんていうトラブルもあります。
店舗クリーニングだと「別のお会計で2点になりますけど大丈夫ですか?」と聞いてくれるところですが、ネットクリーニングではお互いの認識の齟齬に気付くのも難しいですよね。
また、衣類の毀損などクリーニング事故の際、店舗クリーニングなら実物を持って行って交渉することができますが、ネットクリーニングではそうはいきません。
電話やメールでのらりくらりと交わされて、泣き寝入りしてしまった事例も過去にはあります。
消費者のためになる情報を発信している国民生活センターでは、ネットクリーニングの利用者に対して次のような注意喚起を行っています。
トラブルが発生することなどまずないとは思いますが、万が一の場合のことはしっかりと想定しておきたいですね。
まとめ
- ネットクリーニングは手軽に使えて、忙しい人や高齢者に便利
- ネットクリーニングは料金設定がシンプル
- 店舗クリーニングは品目や洗い方によって料金が変わる
- ネットクリーニングはトラブル時の対応が悪い場合がある
- トラブルが起きた場合のことを想定して業者を選ぼう
いかがでしたか?
両者それぞれに良いところと悪いところがありましたね!
ネットクリーニングはとても便利なサービスですが、だからと言って店舗クリーニングが劣るという事はありません。
それぞれの良いところを把握して、ニーズに合ったクリーニング方法を選びましょう!