自宅でリラックスしたい時、クッションは欠かせないアイテムのひとつですよね。
どの家にも必ずあるんじゃないかと言っても過言ではありません。
日常生活には必要不可欠なクッションですが、ずばり聞きます。
「そのクッション、洗ってますか?」
そういう私もここ1年ほど、カバーはこまめに洗うけれど、クッション本体は洗った記憶がありません…(汗)
「どうやって洗濯したらいいの?」と悩んだり、「そもそもクッションは洗えるの?」という疑問も出てきますよね。
そこで今回は、自宅でできるクッションの洗濯方法をご紹介したいと思います!
クッションを清潔にして、おうち時間を充実させましょう♪
洗えるクッションの見分け方とは
ソファに置いたり、下に敷いて座ったり、抱きかかえたりと、クッションは人肌に触れる機会の多いアイテム。
その為、知らず知らず皮脂よごれや汗、食べこぼしなどがついてしまうんです…!
日常使うアイテムだからこそ、清潔に保ちたいですよね。
では、洗えるクッションの見分け方からお話ししていきます。
洗濯表示のタグを確認しよう
まずは、クッションのタグに書かれた「洗濯表示」を確認してみましょう。
洗濯表示と聞くと、「種類が多くて難しそう…」と漠然と感じていませんか?
ですが心配ご無用。
押さえておくべきマークはたった3種類です!
しかし、クッション本体に洗濯表示が見当たらない…なんてこともありますよね。
そんな場合はクッションの素材で判断する事もできます。
では、次項でみていきましょう。
クッションの洗える素材・洗えない素材
クッションには用途やデザインによって、さまざまな素材が使われていますよね。
その中でも、洗えるものと洗えないものがあるんです。
ではどんな素材があるんでしょうか。
洗えるクッションの素材
- ビーズ・ポリエステル
ビーズやポリエステルは水や摩擦にも強く、基本的に丸洗いが可能。
- ダウン・フェザー
水鳥の羽毛や羽根の事を指します。
水に強い素材なので、自宅でも洗濯することが可能。
洗えないクッションの素材
- ウール・綿
クッションでは定番のウールや綿ですが、洗濯できません。
水洗いすると天然の保護膜が洗い流され、繊維が固まってしまいます。
型崩れしたり、クッションとして使えなくなる可能性も…! - そばがら
通気性がよく程よい硬さが人気のそばがらですが、一度水に濡らしてしまうと再度乾燥させることは大変難しいというデメリットが。
乾かし切れずにそのまま腐ってしまう可能性があります。 - ウレタン
ウレタンは水に濡れるとボロボロと崩れてしまい、低反発性が失われてしまいます。こちらも水洗いが不可能です。
クッションを自宅で洗濯する方法
では、実際の洗濯の手順をチェックしていきましょう。
手洗いする方法と洗濯機で洗う方法の2つをご紹介します!
クッションを手洗いする手順
- たらいにぬるま湯をはり、おしゃれ着用洗剤を入れよく溶かします。
たらいなどの容器がなければ洗面台や浴槽でも大丈夫。 - そこにクッションを浸します。
ビーズなどの場合はネットに入れておくと安心です。 - クッションを万遍なく押し洗いします。
押し洗いを繰り返すと汚れが溶け出し、ぬるま湯が濁ってくることも。 - ぬるま湯を捨て、水ですすぎます。
ここで洗剤残りがあると、黄ばみの原因になる為、すすぎの水が綺麗になるまでしっかりとすすいでくださいね。 - 水を絞ったら、バスタオルでくるんでタオルドライをします。
型崩れがあまり気にならない素材の場合は、洗濯機で30秒〜1分ほどを目安に軽く脱水をしても大丈夫です。
クッションを洗濯機で洗う手順
次に、洗濯機を使ってクッションを洗う方法です。
「洗濯機可」のものや、ポリエステルなど型崩れが気にならない素材の場合は洗濯機を使ってラクに洗えます。
- 詰め物が片寄らないようにする為、クッションをネットに入れます。
- おしゃれ着用洗剤を規定量を投入します。
手洗いコースなど優しく洗うコースを選んでスタート。 - すすぎまで終わったところでいったん停止させます。
一度クッションを取り出し、形を整えてください。 - 30秒〜1分ほどを目安に脱水にかけます。
長く脱水すると型崩れの原因になるので、注意してくださいね。
洗濯機を使う際のポイントは、脱水の前に形を整えること。
このひと手間で、ぐっと型崩れしにくくなりますよ。
クッションの干し方のコツとは
クッション干す際は、日陰で平干しが基本です!
吊り干しをすると中身が片寄ってしまい、型崩れの原因となってしまうんです。
平干し用のネットを使うか、もしくはポールを二本並べその上に置いて乾かしても大丈夫。
またこれは私の場合ですが、クッションを大きめのネットに入れ、ピンチハンガーに吊り下げて干しています。
ネットをピンチで均等にはさめば、ちゃんと寝かせて干せますよ。
この即席の平干し用ネット、見映えはしませんがしっかり乾燥できるのでオススメです。
クッションの洗濯で一番大切なポイントは、しっかり乾かす事!
風通しのよい日陰で2〜3日かけてしっかりと乾かすのが理想的。
でも正直なところ「そんなに時間をかけていられない!」というのが本音ですよね。
もっと早く乾かしたい!どうすれば…?
短時間であれば乾燥機を使って乾かすのもアリです。
ポリエステルなどの素材は熱に弱い為、20分を限度にしてくださいね。
または浴室暖房の乾燥機能や、扇風機の風を当てるのも、より短時間で乾かせます!
ちゃんと乾燥できていないと、カビが生えたり、中身が腐ってしまうことも…。
そうならない為にも、しっかり乾かし切りましょう!
自宅で洗えないクッションを綺麗にするには
自宅で洗えないクッションはどうすれば良いのでしょうか。
せっかく気に入って買ったのに、汚れたら都度買い替えるのはもったいない気がしますよね。
個人的には「出来ることなら、自分でお手入れしながら長く使いたい」と感じます。
では、洗えないクッションのお手入れ方法をご紹介していきますね。
洗えないクッションのお手入れ方法
洗えないクッションがもし汚れてしまった場合には、布に水で薄めた中性洗剤を付けて、直接汚れを拭きましょう。
ポンポンと叩くように拭くのがポイントです。
またにおいが気になる場合は、除菌スプレーをかけて、陰干しするのがおすすめです。
雑菌の繁殖も抑えられますよ。
クリーニング店に持ち込む
「洗えないクッションを綺麗にしたい」もしくは「汚れがひどく叩き拭きでは落ちない…」といった場合には、クリーニング店に一度相談してみるのも良いでしょう。
例えば、自宅で水洗いするのが難しい綿やウールのクッションは、クリーニング店のドライクリーニングなら洗濯する事が可能です。
洗濯不可のものでも、素材によってはクリーニング店で対応してくれる場合もあります。
お気に入りのクッションを自宅で洗うのが不安になることもありますよね。
そんな時は、プロにお任せするのもアリです!
まとめ
- まずは洗濯表示を確認しよう。
- クッションには洗える素材と洗えない素材がある。
- クッション手洗いする場合は押し洗いで、すすぎをしっかりと!
- 洗濯機で洗う場合は手洗いコースで優しく洗い、脱水は短めに。
- 干す時は日陰で平干しをして、しっかり乾燥させるのがコツ。
- 洗えないクッションは直接汚れを拭き取ったり、除菌スプレーでお手入れしよう。
クッションは素材によって、洗えるものと洗えないものがあります。
まずは洗濯表示で見分けるとよいですね。
そしてクッションを自宅で洗濯する際に大事なポイントは2つ。
優しく洗うこと、そしてしっかり乾かすことです。
意外と難しくないですよね。
クッションを水洗いでさっぱり綺麗にしてあげましょう。
リラックスタイムも、より気持ち良く過ごせますよ♪