一人暮らしの洗濯!水道代を節約できるのは毎日洗濯?まとめ洗い?

クリーニングのお悩み

一人暮らしをしていると料理や掃除など毎日様々な家事を一人でこなしますよね!

その様々な家事の一つに洗濯があります。

現代の洗濯機は優秀なので洗濯物を入れてスイッチを押したらあとは洗い終わるのを待つのみ。

そんな洗濯機に一任している洗濯ですが、毎日洗濯をすると一ヶ月に水道代はいくらくらいかかるのでしょうか?

便利な全自動なだけにあまり気にしたことがなかった洗濯にかかる水道代について調べてみました。

一回の洗濯、水道代はいくら?

一日の一人あたりの洗濯物はおよそ1.5kg。

日常生活で出る衣類やタオル類だけであれば洗濯機の容量は3kg程度でも十分ですが、シーツや毛布など大きいものも洗濯すると考えると容量は一人暮らしでも5kg~7kgあると安心です。

我が家の洗濯機の容量は7kg。毛布もカーテンも洗濯できます!

洗濯機には「縦型」と「ドラム式」の2つのタイプがあります。

縦型は洗浄力が高く、ドラム式よりも安価なものが多いです。

ドラム式は洗濯物を傷めにくく、乾燥機能も優秀。

どちらのタイプもメリットがありますね!

それぞれのタイプには水道の使用量にも差があります。

容量5kg~7kgの洗濯機で洗濯した場合の一回の水道代は一体いくらかかるのでしょうか?

それぞれ計算してみます!

縦型洗濯機

縦型は洗濯槽の回転により起こる水流を利用するもみ洗いで、洗濯物同士をこすりあわせて汚れを落とします。

水流を起こすために使う水の量が多くなり、一回の洗濯で平均するとおよそ120Lの水を使用します。

1回の洗濯
120L×0.24円=28.8円  1Lあたり0.24円で算出(東京都水道局より) 

120Lの水はシャワーを約10分間出しっぱなしにした量と同じ!!

ドラム式洗濯機

ドラム式は洗濯槽の回転で洗濯物を持ち上げ、上から下に落とすたたき洗いと、洗濯槽を急速に反転させ、洗濯物を小刻みに動かすもみ洗いの組み合わせで汚れを落とします。

使用する水の量は縦型よりも30%ほど少なく、およそ80Lです。

1回の洗濯
80L×0.24円=19.2円  1Lあたり0.24円で算出(東京都水道局より) 

洗い方が違うから水の使用量も違うのね!

洗濯の頻度による一ヶ月の水道代

さて洗濯の頻度による水道代には、一ヶ月にいくらくらい違いがあるのでしょうか?

水道料金の明細に「洗濯○○円」と記載されているわけではないので、具体的に把握していませんでした。

そこで1回の洗濯を縦型29円、ドラム式19円として一ヶ月の水道代を計算します。

頻度 縦型 ドラム式
毎日 899円 589円
週3回(月10回) 290円 190円
週1回(月5回) 145円 95円

縦型、ドラム式ともに洗濯の頻度による一ヶ月の水道代には大きな差がでます!

2日に1回洗濯するとしても毎日する場合と比べて水道代を半分に減らすことができます。

何気なく洗濯していましたが、毎日の洗濯はお金も時間も勿体ない感じがしますね。

洗濯の水道代を節約する方法

一人暮らしの生活の中で一ヶ月に使用する水道のうち、洗濯が占める使用割合は
お風呂、トイレ、炊事に次いで4位

全体の水道利用量の約15%です。

日々利用する水道ですので少しでも節約したいですよね!

水道の使用割合の上位であるお風呂、トイレ、炊事については日々の生活の中で無意識に節約となっている行動をしているかと思います。

トイレを流す時に大小を使い分けたり、シャワーや手を洗う時に小まめに水を止めるなどなど。

しかし洗濯での節水は…?

個人的には何かしていたかと言うと特に何もしていませんでした。

今まで意識していなかったからこそ、新たに始められる節約があるということなのでは!?

そこで、ここからは洗濯で水道代を節約する方法をいくつか考えたいと思います!

まとめ洗いをする

先に計算した様に、洗濯を毎日するより3日に1回、1週間に1回…と頻度を少なくすると、自動的に水道代は抑えられます。

全自動洗濯機は洗濯物の量の増加に水量の増加は比例していません。

洗濯物の量が増えた分水量が増えるわけではなく、水量の増加率は下がっていきます。

なので毎日少しの洗濯物を洗濯するよりも、数日分をまとめて洗う方が節水になります!

個人的にはまとめ洗いによって日々の「洗濯物を干す、畳む」という家事を減らすことができることもメリットに感じます。

デメリット
・ジムやランニングで汗を流すことが多い人は汗染みや臭いが気になってしまうかも
・外干し派だと洗濯をしようと思っていた日に天気が悪く、予定が狂うなんてことも…

我が家は晴れている日に洗濯する派。

まとめ洗いをあまり意識していなかったけど、結果的にまとめ洗いになっていた!

お風呂の水を使用する

昔はよく母が洗面器で何度もお風呂の残り湯を洗濯機に移しているのを見ました。
大変な重労働だったと思います。

今は洗濯機を購入すると汲み上げるポンプがついていたり、別売りされていますね。

お風呂で使った水を再利用できるとなると、かなり節約になります!

デメリット
・お風呂の水が汚れていると干している間に雑菌が繁殖し、臭いの元となってしまう
・一人暮らしの場合、毎日お湯を溜めて入浴をする割合は少ない

すすぎを1回にする

最近の洗濯洗剤は「すすぎ1回OK!」と謳っているものが多くあります。

洗濯機の初期設定は「すずき2回」になっていますが、変更することで水道代を節約することができます。

デメリット
・汚れがひどかったり、大量の洗濯物がある場合はすずきが足りなくなってしまう
まとめ洗い+すすぎ1回は注意!
・お風呂の水を使用する際も、すすぎ切れない雑菌が臭いの元となってしまう
お風呂の水を使用する+すすぎ1回は注意!

ドラム式の洗濯機を選ぶ

縦型よりドラム式の方が約3割水道代を抑えられます。

毎日洗濯する場合に年間でかかる水道代は縦型で約10788円、ドラム式で約7068円。

1年で3000円以上抑えられることとなります。

デメリット
・縦型よりもドラム式の方が割高
・大きくて重いため、一人暮らしの部屋に入らないことがある

今の洗濯機が壊れて買い換える時にドラム式も検討しようかな…

まとめ

  • 洗濯は毎日するより頻度が少ない方が水道代が安くなる
  • 洗濯にかかる水道代はドラム式の洗濯機の方が安い
  • 洗濯による水道代の節約法は生活スタイルによって様々

今まで洗濯機に任せっぱなしで特に気にしていなかった水道の節約。

だからこそ少し意識するだけで水道代を節約できると感じました。

個人的には毎日洗濯するよりは、まとめ洗いをすることによって水道代と時間を節約できることが自分の生活に合っているなと思いました!

それぞれの生活スタイルの中で自身に合った節約をしていきたいですね!

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