学生服を自分でキレイに!洗い方と注意点をわかりやすくご紹介

クリーニングのお悩み

お子様の学生服の洗濯にお悩みではありませんか?

毎日着る学生服はあっという間に汚れてしまいます。
汗ジミや砂ぼこり、鉛筆の汚れ……
学生服は色が濃いから目立ちにくいですが、衛生面が心配ですね。

ではここで、我が母のお言葉をお聞きください。

どうせすぐに小さくなって着られなくなる学生服を
頻繁にクリーニングに出すのはもったいない!!

ごもっとも。
予め大きめのサイズで購入したり、他の子へのお下がりにしたりとご家庭により学生服事情は様々だと思いますが、衛生面のためだけに何度もクリーニングに出すのは面倒ですし、金銭面の負担も大きいですよね。

そこで今回は、学生服をお家で洗う方法とそのポイントについてご紹介します。

「自分で洗ったら縮んだりシワになったりするんじゃ……?」
と戦々恐々としている方も、ご安心を!

この記事を読めば、きれいな学生服でお子さんを学校に送り出せますよ。

洗濯する際の4つのポイント

  • 洗濯表示を必ず確認する
  • 洗濯前にポケットやボタンを確認する
  • できるだけ優しく洗う
  • しっかりとシワを伸ばして乾かす

学生服を洗濯する際のポイントは、この4つ!
私も最初はこの4点の確認を怠ってシワを作ったりしていました。
ですが、たったこれだけをしっかり確認すれば、見違えるように理想的な仕上がりになりましたよ!

洗濯表示の見分け方は、以下の通りです。
洗濯不可の表示があるものは、無理して洗濯せず、クリーニング店に持って行くようにしてくださいね。

洗濯絵表示(新JIS規格)

洗濯機OK

洗濯絵表示(新JIS規格)

手洗いOK

自宅での洗濯不可

また、学生服によく使われる素材の中ではウールが一番縮みやすく毛玉もできやすいです。
そのため、学生服の素材の表示にウールが記載されている場合は、加えて以下の点に注意してください。

  • ウール50%以上の場合はクリーニングに出す
  • 水の温度は30度以下
  • 中性のアルカリ洗剤を使う

私はお風呂の残り湯でウール素材を洗って毛玉だらけにしてしまった経験があります。
普段からお風呂の残り湯を使っていると、意外と見落としがちなんですよね……。

皆さんは、私の二の舞にならないようにお気を付けください!

学生服を自宅で洗濯しよう

では早速、お家で学生服を洗濯しましょう!

私も何度か試してみましたが、前述のポイント4つをしっかりと抑えていれば、あとはまったく難しくありません。
むしろ、「こんなに簡単でいいの?」と驚いてしまいました(笑)
お子様の大事な学生服なので最初は不安になるかもしれませんが、試してみる価値はありますよ!

手洗いの場合

  1. 容器のサイズに合わせて学生服を大きめに折り畳む
  2. 両手で優しく押し洗いを50回ほど繰り返す
  3. 水を換えて同様に押し洗いをし、水に濁りがなくなるまですすぐ
  4. 水を抜いた状態で軽く押して脱水する

手洗いの手順は以上です。

えっ、たったこれだけ!?

これだけです!
私も最初は「手洗いって怖いな」「面倒くさそうだな」と思っていたのですが、やってみるとあっという間でした。

前述のポイントにある通り、「とにかく優しく洗う」を心がければ大丈夫です!
力を入れすぎず、まんべんなく押し洗いしましょう。

それでもシワや型崩れが不安だ、という方は、畳み方に注意してみてください。
小さく畳んでしまうと、おかしなところに跡が付いてしまうかもしれません。

特にスラックスプリーツスカートなどは、折り目をきれいに整えて、2つ折りまたは3つ折りくらいの大きさに畳むのがおすすめですよ!

洗濯機を使う場合

  1. 大きめのネットに畳んで入れる
  2. 弱めの設定で洗濯気を回す

洗濯機を使う場合はよりシンプルになりましたね(笑)

取扱説明書を参考に、「ソフトコース」「手洗いコース」「ドライコース」などの弱めのコースに設定して洗濯しましょう。

スラックスやスカートは手洗いの時と同様、折り目に気を付けて畳んでください。
スカートのファスナーはどうすれば良いのかな?と思って試してみましたが、ファスナーは閉めていた方が洗濯中にネットの中で歪んでしまうことが少なかったように感じました。

ちょっとした気遣いで型崩れが防げるので、試し甲斐がありますね!

学生服を乾燥させよう

  • 洗濯が終わったらすぐに陰干しする
  • 上衣は厚めのハンガーにかける
  • スラックスやスカートは風が通りやすいよう、ピンチハンガーでウエスト部分を筒状に留める。

私のブレザーは薄っぺらい針金ハンガーにかけて干していたから、あんなに型崩れしていたんだな……。

洗濯において、シワや型崩れを防ぐ一番のタイミングが乾かす時です。
ポイントの4つ目にあるように、干す時にしっかりとしわを伸ばし、形を整えておくと、見た目もきれいに仕上がりますよ!
このステップに命を懸けるつもりで干しましょう(笑)

タンブラーでの乾燥は絶対にシワができてしまうので、必ず自然乾燥させてください。

スカートやスラックスのポケットは少し乾きにくいと思います。
そんな時は、ポケットをひっくり返すと乾きやすくなりますよ!

日頃のお手入れポイント

さて、最後に学生服の洗濯にまつわる日頃のちょっとしたポイントをご紹介します。

  • 学生服の洗濯は月1回程度
  • 日頃はハンガーに吊るして保管する
  • シワや折り目が気になるときは、スチームアイロンを使う
  • シミが気になるときは前処理をしてから洗濯する

学生服は毎日使うものですが、その都度洗濯をする必要はありません。
洗濯は夏の暑い時でも2週間に1度程度で十分です。

その代わり、日頃から丁寧に扱い、ブラッシング消臭スプレーで衛生面の対策をしましょう。
日々のちょっとした手間で、きれいが保てますよ!

スチームアイロンはシワや折り目を正すほかに、肘部分などのテカリを解消するのにも役立ちます!
肘部分がテカっていればいるほど勉強した証拠、と思わなくもないですが……やはり見た目がよくありませんね(笑)
スチームアイロンは、あて布をして中温で使用してください。

また、旦那様のスーツやワイシャツに使っている方も多いかもしれませんが、折り目加工スプレー部分洗い剤などのアイテムは学生服にも使用できます。

便利なアイテムは積極的に使っていきたいね!

まとめ

  • 洗濯表示に従って洗濯する
  • ポケットの中身やボタンの緩みがないか確認する
  • 洗う際に小さく畳まない
  • 優しく洗うことを意識する
  • しっかりとシワを伸ばし形を整えて干す
  • 日頃の手入れをしっかりと行う

ちょっとしたポイントを抑えることで、学生服をきれいに保つことができますね。

学生服は子供時代に一番長く身に着けるもの。
大切ななお子様が快適な学生生活を送れるよう、一番身近な衣服から支えていきたいですね!

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