お気に入りの洋服や思い出のある洋服を洗濯する時ってどうしてますか?
プロの手できれいに仕上げたいし、長持ちさせたいからクリーニングに出した方が安心!
でも、毎回となるとクリーニング代が高くついちゃう。
それなら節約のために家で手洗い!
うーん、縮んだりして失敗したらと思うと怖いなぁ。
私もクリーニング代を節約するために、お気に入りだったワンピースを汚れ落ちがいいだろうと、自己流で熱めのお湯で手洗いして縮ませてしまった悲しい経験があります…。
そんな経験から、クリーニングに出した方がいい洋服の見分け方と、手洗いする時のポイントをご紹介します。
クリーニングに出した方がいい洋服の見分け方
クリーニングに出した方がいい洋服を見分けるには、家庭洗濯不可な洗濯マークと、家で洗濯しにくい素材について知っておく事が大事なんです。
これから、洗濯マークのチェックポイントと、家での洗濯にむいていない素材について説明していきますね。
家庭洗濯不可の洗濯マークのチェック
家で洗濯する時に、洗濯マークって確認していますか?
あまりよくわからないから確認ってしてないなぁ。
そうなんですよね。以前の私もどうせ見てもあまりよくわからないし、面倒くさいしで確認せずに水洗い不可の洋服を洗濯機に入れちゃって、見事に色落ち…。
他の洋服にも色移りしてしまうという悲惨な事態を招いてしまった事があります。
でも、このマークさえしっかり覚えていれば、クリーニングに出した方がいいのか、家で洗えるのかが簡単にわかっちゃうんです!
- 桶マーク(家庭洗濯)
- 三角マーク(漂白)
- 四角マーク(乾燥)
- アイロンマーク(アイロン)
- 円マーク(クリーニング)
洗濯マークには、基本的な5つがあります。
これらを全て覚える必要はなく、注目するのはただ1つ。
桶マークです!
この桶マークに×がついていた場合、「水洗い不可=家庭洗濯NG」という意味なんです。
これは、家では洗濯機・手洗いどちらも水を使って行うため、水洗い不可なマークがある洋服は洗えない、という事なんです。(ちなみに、お湯やぬるま湯も水なのでダメです)
このマークがタグにある洋服を、まぁ大丈夫かな?と家で洗ってしまうと縮んでしまったり色落ちしてしまったりなど、いろいろなトラブルを招いてしまう事にもなりかねません。
桶マークに×がついている場合は、家での洗濯はせずにクリーニングに出しましょう。
洋服の素材の特性を知っておく
洋服っていろいろな素材で作られていますが、素材にはそれぞれ特性がありますよね。
そして、素材の特性が家庭洗濯にむいているか・むいていないかに大きく影響しており、それを知っておく事が大事なんです。
ここでは少し、家庭洗濯にむいてない素材の特性をご紹介します。
- 縮みやすい→ウール(毛)、カシミヤ、アンゴラ、レーヨンなど。
- 色落ち・変色しやすい→シルク(絹)、革、合皮など。
- 毛羽立ち・シワができやすい→リネン(麻)、キュプラ、アセテートなど。
いわゆる、おしゃれ着って呼ばれてる洋服に多く使われている気がするね。
家で洗濯機で洗ったり手洗いしたりする時、水を使ったり摩擦をあたえたり、揉んだり絞ったりと力を加えてしまったりしていると思います。
洗濯にむいていないという事は、家で洗濯する事が難しいデリケートな素材という事なんですね。
クリーニングに出すべきか?と迷ったら、素材の特性も参考にしてみてくださいね。
手洗いする時のポイント
やっぱり家で手洗いするのって難しそうだし、クリーニングに出すのが1番!
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でも、少し手間はかかるけどお気に入りの洋服だし、節約も兼ねて自分で手洗いしたい!
大切なお気に入りの洋服、全てとはいかなくても自分で手洗いできればより愛着もわくし、節約もできて一石二鳥ですね!
ここからは、家で手洗いする時の3つのポイントをご紹介します。
事前準備をしっかりして短時間で洗う
手洗いする時の適温は、熱すぎず冷たすぎない38℃くらい。
洗い始めから洗い終わりまでに時間がかかってしまうと、最初と最後で温度差が生じてしまいます。
温度差が大きければ、洋服って縮みやすくなってしまいます。
事前準備として洗濯桶に38℃くらいのぬるま湯を入れ洗剤を溶かしておき、水温が変わらないように短時間で洗う事が大切なんです!
汚れ具合をみて洗剤を変える
手洗いする時、洋服の汚れ具合によって洗剤を変える事も重要なポイント。
- しつこい汚れ→洗浄力の強い粉末洗剤を使いましょう。
- 一般的な軽い汚れ→適度な洗浄力の液体洗剤やおしゃれ着用洗剤を使うと、衣類にも優しく手間もかからず楽です。
- シミなどの小さな汚れ→汚れをこすりながら落とせる、硬さのある固形石鹸がむいています!
また、洗剤は適切な使用量を守る事も大切。
洗剤を入れすぎると衣類が痛む原因になり、少なすぎると汚れがしっかりと落ちてくれません。
使用量を確認したい場合、パッケージ裏面に洗濯時の水の量に応じての使用量が記載されています。
ご自身が使用する洗濯桶の水の量を確認して、それに対する適切な使用量を必ず守ってくださいね。
汚れ具合を確認して洗剤を選ぶ事は、大切な洋服をトラブルから守る事になります。
私のように自己流で失敗する前に、大切な洋服のために適切な洗剤選びをしていきましょう!
柔軟剤のタイミングはすすぎの1番最後
お気に入りの洋服、せっかくだから柔らかく香りよく仕上げたいなぁ。
そういう時には、柔軟剤を使ってみてください!
柔軟剤には、衣類を柔らかく仕上げてくれたり香りづけをしてくれるほか、消臭・防臭効果があるものもあり、ぜひとも使いたいアイテムです!
ただ、ここで気を付けてほしいのが柔軟剤を入れるタイミング。
入れるタイミングを間違っちゃうと、効果が半減!なんてことも…。
洗剤で洗っている時や、すすぎの最初や途中の段階で入れてしまうと、そのほとんどが流れていってしまい効果が薄れちゃうんです。
では、いつ入れるのか?
ベストタイミングは、すすぎの1番最後!
手洗いする時のすすぎの回数はだいたい2回くらい。
2回目のすすぎが終わったらそのまま柔軟剤を水に溶かします。
その時、より浸透力をあげるために3分くらい浸けおきすることもおススメです。
すすぎの1番最後に柔軟剤を入れる事によって、しっかり柔軟剤が衣類に残ってくれ、その効果を十分に発揮してくれるんですよ。
まとめ
今回ご紹介した、クリーニングに出した方がいい洋服の見分け方と、家で手洗いする時のポイントについてまとめてみました。
- 家庭洗濯不可マークがあったら、家での洗濯は避けてクリーニングに出す。
- クリーニングに出すべきか迷ったら、素材の特性を参考にする。
- 家で手洗いする時は、事前準備をして短時間で洗う・汚れ具合をみて洗剤を変える・柔軟剤のタイミングはすすぎの1番最後の3つのポイントを押さえる。
大切なお気に入りの洋服、できるだけ長く着続けたいですよね。
家で手洗いできない洋服をきちんと見分けて、プロであるクリーニング屋さんにお願いする。
手洗いできそうな洋服は、ポイントをしっかり守って、愛情込めて手洗いする。
今回ご紹介した事を参考に適切にお手入れして、しっかり長持ちさせましょう!